【日本の野鳥#14-06】オオジュウイチ(Large-hawk Cuckoo) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カッコウ目カッコウ科ジュウイチ属

学名 Hierococcyx sparverioides

和名 オオジュウイチ

英名 Large-Hawk Cuckoo

 

【分布】

中国やインド東南部、東南アジアなどに生息

日本では、粟島・五島列島・南西諸島などで記録。

2亜種とする分類もある。

 

【生態】

繁殖期は、山地や低山帯の温帯森やその林縁部に生息。

越冬期は、低地の疎林に生息。

托卵を行う。

主な托卵相手は、ガビチョウ類、チメドリ類、ヒタキ類、ツグミ類、ヒヨドリ類、モズ類などお多岐にわたる。

ヒナは托卵相手の卵やヒナを巣の外に排除する。

 

 

【サイズ・形態】

全長約39cm。

雌雄同色。

ジュウイチに似るが、大きい。

背面は濃灰色の羽毛で覆われる。喉部から胸面にかけての羽毛は赤みを帯びる。

腹部には赤茶や黒い斑が入る。

食性は、昆虫や節足動物を中心とした動物食。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『オオジュウイチ(Large-hawk Cuckoo)』

本種は日本的珍鳥です。

近年、南西諸島や奄美地方などで目撃例が増えてきています。

托卵相手が多種にわたるので、生息域拡大の自然分布が広がっていると推測されたりしています。

 

インドから東南アジア、東アジアに広く分布するので目にする機会がありそうですが

声は聴けますが、姿は見えず・・・カッコウ類あるあるですね。

 

そんなオオジュウイチ、後にも先にも、まだ一回の撮影機会しかありません。

インド北東部のMishmi Hillsにて撮影できました。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。