【日本の野鳥#12-09】オオクイナ(Slaty-legged Crake) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ツル目クイナ科オオクイナ属

学名 Rallina eurizonoides

和名 オオクイナ

英名 Slaty-legged Crake

 

【分布】

東アジア・東南アジア・南アジアの亜熱帯・熱帯地方に生息。

一部地域の個体は、越冬のために渡りを行う。

6亜種に分類される。

R. e. amauroptera
インド、スリランカに生息。
冬季になるとスリランカへ南下し越冬。

R. e. eurizonoides
フィリピンに生息。

R. e. formosana
台湾に生息。

R. e. minahasa
インドネシア(スラウェシ島、スラ諸島)に生息。

◆亜種オオクイナ R. e. sepiaria 
日本(八重山列島、沖縄島、宮古島)に生息。

最大亜種。

R. e. telmatophila
インドネシア(ジャワ島、スマトラ島)、カンボジア、タイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマーに生息。
冬季になるとジャワ島やスマトラ島へ南下し越冬。

 

【生態】

標高1,600メートル以下にある常緑広葉樹林や草原などに生息。

夜行性。
食性は雑食。昆虫、貝類、小型爬虫類両生類、植物の根、種子などを採食。

 

【サイズ・形態】

全長21-26㎝ 翼開張47.5㎝。

和名はヒクイナより大型であることが由来。

頭部や胸部の羽衣は赤褐色。

後頸から体上面の羽衣は暗緑褐色や暗黄褐色。

腹部から尾羽基部の下面を被う羽毛(下尾筒)は白く、黒や灰黒色の横縞がある。

虹彩は赤。

クチバシは緑色、先端は暗褐色。

脚は灰緑色。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『オオクイナ(Slaty-legged Crake)』

この鳥に出会いたくて、仲間を募って宮古島に向かいました。

ポイントといわれているジャングルの中の水場に

ブラインドネットを張って

ひそやかに待ちました。。。

 

藪の中に真っ黒な雛っ子の姿が見えたり、親の姿も見えたりしていますが

なかなか出てこない・・・

森の下はとにかく暗い・・・

水浴びに出てきて、バシャバシャ水浴びしている姿は、ま~~写真にならず(TT)

そんな思い出。

さらに、最初に真っ黒な幼鳥がやっと出てきたときに、

鳥友の某たくみ〇さんが、腿の上に置いていた双眼鏡を落としたんです。

その落下音とともに、幼鳥は「さようなら~♪」

この時の、仲間に対しての「ごめんなさい」の顔を思い出します。

青ざめていたもんな~

 

こうして振り返りシリーズをやっていると、昔のいろんな思い出がよみがえってきます。

 

 

ベトナムにて

 

タイにて

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。