ツル目クイナ科オオクイナ属
学名 Rallina eurizonoides
和名 オオクイナ
英名 Slaty-legged Crake
【分布】
東アジア・東南アジア・南アジアの亜熱帯・熱帯地方に生息。
一部地域の個体は、越冬のために渡りを行う。
6亜種に分類される。
◆R. e. amauroptera
インド、スリランカに生息。
冬季になるとスリランカへ南下し越冬。
◆R. e. eurizonoides
フィリピンに生息。
◆R. e. formosana
台湾に生息。
◆R. e. minahasa
インドネシア(スラウェシ島、スラ諸島)に生息。
◆亜種オオクイナ R. e. sepiaria
日本(八重山列島、沖縄島、宮古島)に生息。
最大亜種。
◆R. e. telmatophila
インドネシア(ジャワ島、スマトラ島)、カンボジア、タイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマーに生息。
冬季になるとジャワ島やスマトラ島へ南下し越冬。
【生態】
標高1,600メートル以下にある常緑広葉樹林や草原などに生息。
夜行性。
食性は雑食。昆虫、貝類、小型爬虫類両生類、植物の根、種子などを採食。
【サイズ・形態】
全長21-26㎝ 翼開張47.5㎝。
和名はヒクイナより大型であることが由来。
頭部や胸部の羽衣は赤褐色。
後頸から体上面の羽衣は暗緑褐色や暗黄褐色。
腹部から尾羽基部の下面を被う羽毛(下尾筒)は白く、黒や灰黒色の横縞がある。
虹彩は赤。
クチバシは緑色、先端は暗褐色。
脚は灰緑色。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『オオクイナ(Slaty-legged Crake)』
この鳥に出会いたくて、仲間を募って宮古島に向かいました。
ポイントといわれているジャングルの中の水場に
ブラインドネットを張って
ひそやかに待ちました。。。
藪の中に真っ黒な雛っ子の姿が見えたり、親の姿も見えたりしていますが
なかなか出てこない・・・
森の下はとにかく暗い・・・
水浴びに出てきて、バシャバシャ水浴びしている姿は、ま~~写真にならず(TT)
そんな思い出。
さらに、最初に真っ黒な幼鳥がやっと出てきたときに、
鳥友の某たくみ〇さんが、腿の上に置いていた双眼鏡を落としたんです。
その落下音とともに、幼鳥は「さようなら~♪」
この時の、仲間に対しての「ごめんなさい」の顔を思い出します。
青ざめていたもんな~
こうして振り返りシリーズをやっていると、昔のいろんな思い出がよみがえってきます。
ベトナムにて
タイにて
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。










