【日本の野鳥#11-19】チュウサギ(Intermediate Egret) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ペリカン目サギ科コサギ属

学名 Egretta intermedia

和名 チュウサギ

英名 Intermediate Egret

 

【分布】

ユーラシア、アフリカ、オーストラリアの温帯から亜熱帯・熱帯に分布。

日本では夏季に本州や九州に飛来するが(夏鳥)、暖地では越冬。

 

◆亜種チュウサギ Egretta ntermedia intermedia

インド南部から日本・フィリピンにかけて、大スンダ列島(スマトラ島、ジャワ島、ボルネオ島(カリマンタン島)、スラウェシ島およびその周辺の島からなる列島)に分布。

 

Egretta intermedia brachyrhyncha

サハラ砂漠以南のアフリカ大陸に生息。

 

Egretta intermedia plumifera

インドネシア東部、オーストラリア、ニューギニアに生息。

 

【生態】

河川や湿地、マングローブ林、田園地帯・耕作地などに生息。

食性は動物食。魚類や両生類・甲殻類・昆虫などを捕食。

ダイサギ・コサギは湿地を好むが、本種は比較的乾いた休耕田・田畑にも適応、その場合は主に昆虫が中心の食性になる。

他種と混合した集団繁殖地(コロニー)を形成。

 

【サイズ・形態】

全長63-72㎝ 翼開長105–115㎝。

雌雄同色。

全身が白。虹彩は黄色。脚は黒。

繁殖期:クチバシは黒。目先は青緑色。背や胸部の羽毛が伸長し飾り羽。

非繁殖期:クチバシは黄色。先端は黒が残る。目先は黄色。飾り羽はない。

 

【その他】

ダイサギとチュウサギとの比較が悩ましいといわれています。
チュウサギは、クチバシが短く、眼下に入る口角の切れ込みが眼の真下で止まる。
ダイサギは、クチバシが長く、眼下に入る口角の切れ込みが眼の後ろ側まで伸びる。

 

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<ここから鳥の写真>

『チュウサギ(Intermediate Egret)』

実は、繁殖羽の写真が見つからない・・・撮っていると思うのですがね。

 

チュウサギの分類はコサギ属

ダイサギに似ているが、こちらはアオサギ属

似ているのですが、属の違いがあるんですよね~


 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。