【日本の野鳥#11-18】ダイサギ(Great Eglet) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ペリカン目サギ科アオサギ属

学名 Ardea alba

和名 ダイサギ

英名 Great Eglet

 

【分布】

世界の熱帯・温帯に広く分布するが、温帯のものは冬になると暖かい地方へ移動。

日本国内では2亜種生息。

◆亜種(オオ)ダイサギ Ardea alba alba

日本国内では冬鳥。

 

◆亜種チュウダイサギ Ardea alba modesta 

日本国内では夏鳥、一部越冬。亜種ダイサギよりもやや小型。

 

【生態】

水田や川、湖沼などに生息。

食性は動物食。魚、両生類、爬虫類、甲殻類、昆虫、更には哺乳類や鳥類までも捕食。

繁殖は、サギ科の種類同士で寄り集まって、集団繁殖地の「サギ山」を作る。

鳴き声は「ゴァー」

 

【サイズ・形態】

全長80‐104㎝ 翼開長130‐170㎝。

いわゆる「白鷺」とくくられる1種。

雌雄同色。全身が白く、首や脚・クチバシが長い。

繁殖期:クチバシは黒、クチバシの基部が緑がかった水色、脚は黒に基部が黄色。胸や背中に飾り羽。

非繁殖期:クチバシ黄色、脚は黒。飾り羽はない。

 

【その他】

ダイサギとチュウサギとの比較が悩ましいといわれています。

チュウサギは、クチバシが短く、眼下に入る口角の切れ込みが眼の真下で止まる。

ダイサギは、クチバシが長く、眼下に入る口角の切れ込みが眼の後ろ側まで伸びる。

 

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<ここから鳥の写真>

『ダイサギ(Great Eglet)』

白鷺の定義は「白いサギ」

するとダイサギ・チュウサギ・コサギ・カラシラサギ・非繁殖期のアマサギまでが日本では「白鷺」となると思います。

ですが、分類的には一くくりにできなくて

コサギ・チュウサギ・カラシラサギはコサギ属

ダイサギはアオサギ属

アマサギはアマサギ属

になります。

 

大きくて見栄えのするサギです。

繁殖期の飾り羽も見事です。

幻想的に撮影できた写真もあるのでご覧ください。

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。