【日本の野鳥#11-15】アマサギ(Cattle Eglet) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ペリカン目サギ科アマサギ属

学名 Bubulcus ibis

和名 アマサギ

英名 Cattle Egret

 

【分布】

アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸南部、インドネシア、オーストラリア、日本、ニュージーランド、フィリピン、マダガスカルに分布。

分類は、本種を2つに分ける説が主流になってきている。

ここでは3亜種分類としておきます。

◆亜種ニシアマサギ Bubulcus ibis ibis 
◆亜種アマサギ Bubulcus ibis coromanda
Bubulcus ibis seychellarum 

 

【生態】

草原、農耕地、湿原などに生息。

食性は動物食。主に昆虫、クモ、魚類、両生類、小型爬虫類、甲殻類などを捕食。

大型の草食獣の背中に止まり、寄生虫を採ることもある。供利共生関係。

また、動物や耕運機・工事車両などのそばで餌が飛び出したり、掘り返されるのを狙うために集まる。

 

【サイズ・形態】

全長46-56㎝ 翼開長88-96㎝。

雌雄同色。

後頸、胸部から腹部にかけて白。クチバシはオレンジがかった黄色。脚は黒褐色。

繁殖期は眼先が赤く、嘴や後肢の色彩も赤みを帯びる。

夏季は頭部から頸部、胴体上面は夏羽になり、オレンジがかった黄色(飴色)。また、冠羽と飾羽も伸びる。

冬季は頭部から頸部、胴体上面が白。

 

【その他】

アマサギのアマは夏羽の「飴色」がアマになったという説・・・があるのです。

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<ここから鳥の写真>

『アマサギ(Cattle Eglet)』

英名のCattleは「牛」の意味。

農耕牛やスイギュウの後ろについて、餌を捕るサギということで命名されたと思われます。

上にも記載していますが、耕運機にもついてきます。ただ、ついてくるのはアマサギだけではなく

アオサギ・ダイサギ・チュウサギ・チドリ類、セキレイ類、ツグミ類なども便乗してきます。

 

耕運機の後ろにいる個体たちは、餌に夢中で、撮影していてもたいして逃げないで

撮影させてくれることが多いんです。

牛やスイギュウ以上に耕運機の掘り出す能力は高いので、もう、夢中・集中で泥・土の中の魚やザリガニ、カエルなどを咥え上げて丸呑みしています(^^)

 

沖縄にて

信州にて

 

ベトナムにて

 

ザンビア(アフリカ)にて

◆亜種ニシアマサギ

違いが判らない・・・

 

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。