【日本の野鳥#11-14】アカガシラサギ(Chinese Pond Heron) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

鳥好きFPのつれづれ日記2

自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ペリカン目サギ科アカガシラサギ属

学名 Ardeola bacchus

和名 アカガシラサギ

英名 Chinese Pond Heron

 

【分布】

夏季に中華人民共和国中東部で繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬。

中華人民共和国南部では周年生息。

日本では冬季に越冬のため主に南西諸島に少数飛来(冬鳥)。

まれに渡りの途中に飛来(旅鳥)

秋田県、熊本県、千葉県では繁殖例あり。

 

【生態】

河川、湖沼、湿原、干潟、水田などに生息。

食性は動物食。魚類、甲殻類、水生昆虫、両生類などを捕食。

 

【サイズ・形態】

全長42-45cm 翼開張75-90cm。

腹部・尾羽や翼は白。

クチバシは黄色で先端が黒。

脚はオレンジがかった黄色や黄緑色。

夏季は頭部から頸部が赤褐色、上面は青みがかった灰黒色、胸部が紫褐色の羽毛で被われる。

冬季は夏季は頭部から頸部、胸部、胴体上面が黒褐色の羽毛で被われ、淡褐色の縦縞が入る。

 

【その他】

 

 

********************************************************

<ここから鳥の写真>

『アカガシラサギ(Chinese Pond Heron)』

冬の東南アジアで冬羽を見る機会が多いのですが

ジャワアカガシラサギと見分けが非常に難しいので

やはり、美しいし、明確に判別できるので、繁殖期の羽衣を撮影した種です。

 

千葉県では、ここ数年、繁殖期に居残る個体が出現しているので

その願いはかなえることが出来ました。

赤い頭のサギ=アカガシラサギ

 

2009年に初めて見たとき

葛西臨海公園にて

********************************************************

 

本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。