ペリカン目サギ科アカガシラサギ属
学名 Ardeola bacchus
和名 アカガシラサギ
英名 Chinese Pond Heron
【分布】
夏季に中華人民共和国中東部で繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬。
中華人民共和国南部では周年生息。
日本では冬季に越冬のため主に南西諸島に少数飛来(冬鳥)。
まれに渡りの途中に飛来(旅鳥)
秋田県、熊本県、千葉県では繁殖例あり。
【生態】
河川、湖沼、湿原、干潟、水田などに生息。
食性は動物食。魚類、甲殻類、水生昆虫、両生類などを捕食。
【サイズ・形態】
全長42-45cm 翼開張75-90cm。
腹部・尾羽や翼は白。
クチバシは黄色で先端が黒。
脚はオレンジがかった黄色や黄緑色。
夏季は頭部から頸部が赤褐色、上面は青みがかった灰黒色、胸部が紫褐色の羽毛で被われる。
冬季は夏季は頭部から頸部、胸部、胴体上面が黒褐色の羽毛で被われ、淡褐色の縦縞が入る。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『アカガシラサギ(Chinese Pond Heron)』
冬の東南アジアで冬羽を見る機会が多いのですが
ジャワアカガシラサギと見分けが非常に難しいので
やはり、美しいし、明確に判別できるので、繁殖期の羽衣を撮影した種です。
千葉県では、ここ数年、繁殖期に居残る個体が出現しているので
その願いはかなえることが出来ました。
赤い頭のサギ=アカガシラサギ
2009年に初めて見たとき
葛西臨海公園にて
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。