【日本の野鳥#11-13】ササゴイ(Striated Heron) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ペリカン目サギ科ササゴイ属

学名 Butorides striatus

和名 ササゴイ

英名 Striated Heron

 

【分布】

アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸南部および東部、インドネシア、オーストラリア、ソロモン諸島、日本、パプアニューギニア、フィリピン、マダガスカルに分布。

日本では本州・四国・九州で夏鳥として夏季に渡来。九州以南では越冬する。

 

30亜種に分類。島嶼亜種が多い。

日本のでは亜種ササゴイButorides striatus amurensis が分布。

 

【生態】

河川、湖、池沼、湿原、水田などに生息。

食性は動物食。魚類、両生類、甲殻類などを水辺で獲物を待ち伏せて捕食。

疑似餌を使う個体もいることで有名。昆虫やパンくず、草の葉などを水面に落として、近づいてきた魚などを捕らえる。

 

【サイズ・形態】

全長40-52㎝ 翼開長62-76㎝。

羽衣は青灰色で、喉から腹部に白い縦縞。額から後頸にかけて黒みがかった青灰色、後頭には数本の羽毛が伸長。眼先は羽毛が無く、黄色い皮膚が裸出、繁殖期は青みを帯びる。雨覆は青色がかった黒灰色。風切羽は黒みがかった青灰色。羽毛の外縁(羽縁)は白。白い縁取りの羽毛が笹のように見えるのが和名の由来。

虹彩は淡黄色。クチバシは細長く、色彩は黒。脚は短く、黄色、繁殖期は赤味を帯びる。

幼鳥は羽衣が濃褐色や黒褐色、下面の羽衣が白。下面には褐色の縦縞、翼には白い斑点。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『ササゴイ(Striated Heron)』

信州北部での観察が出来なくなった鳥の一つです。

以前は千曲川の堰に行くと見ることが出来ましたし、ヤマセミ待ちや釣りをしていると

川面飛んで行く姿を目にしたりしていました。ですが、最近目にしないんです。

ま、私の行動範囲からいなくなっただけで、まだ居続けてくれていればいいのですね。

 

関西では、ササゴイを見るポイントがいくつかあるので

単身赴任になってから、何度かトライしています。

人の姿にびっくりして飛び立ったりしますが

また、お気に入りの狩場に戻ってくる・・・そんなシーンを撮影しています。

美しい婚姻色のオスのオイカワを捕獲したシーンを撮ってみたいですね(^^)

 

 

これは越冬地タイでの写真

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。