【日本の野鳥#11-11】ゴイサギ(Black-crowned Night-Heron) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

学名 Nycticorax nycticorax

和名 ゴイサギ

英名 Black-crowned Night-Heron

 

【分布】

アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸、インドネシア、日本、フィリピン、マダガスカルに生息。

日本では、北海道以南に生息。北海道では夏鳥、他の地域では留鳥。

個体や地域によっては冬季に南下する。

2亜種に分かれる。

◆亜種ゴイサギ Nycticorax nycticorax nycticorax
ユーラシア大陸、サハラ以南のアフリカ、南北アメリカに分布する。

 

◆ Nycticorax nycticorax obscurus
南アメリカ南部、フォークランド諸島に分布する。

 

【生態】

河川、湖、池沼、湿原、水田、海岸などに生息。

単独もしくは小規模な群れを形成して生活。

夜行性。

食性は動物食。両生類、魚類、昆虫、クモ、甲殻類などを捕食。

サギ科の他種も含めた集団繁殖地(コロニー)を形成し繁殖。

 

【サイズ・形態】

全長58-65cm。翼開長105-112cm。

上面は青みがかった暗灰色、下面は白。翼は灰色。

虹彩は赤。眼先は羽毛が無く、青みがかった灰色の皮膚が露出。

クチバシは黒。脚は黄色。

繁殖期には後頭に白い羽毛(冠羽)が3本伸長し、脚の色彩が赤みを帯びる。

 

幼鳥は「ホシゴイ」と呼ばれる。その名の通り、上面は茶色に黄褐色の星状に斑紋が入る。下面は濁ったちゃいろがかったような白。虹彩はオレンジがかった黄色。

 

【その他】

『平家物語』(巻第五 朝敵揃)の作中において、醍醐天皇の宣旨に従い捕らえられたため正五位を与えられたという故事が和名の由来。

 

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<ここから鳥の写真>

『ゴイサギ(Black-crowned Night-Heron)』

「キセキレイ」とともに世界的に分布する鳥の一つです。

と言って言うほど海外で見るのが容易な鳥であるわけでもありません。

 

むしろ一番目にするのが、日本や台湾かな?

そうそう、アフリカのザンビアでは見ましたね~

 

夜、繁華街のお堀や水路の脇で餌取りしている個体も見ることがあります。

案外身近にいる鳥でもあるんですよね。

さて、そんな話をしていながら、結構写真がない鳥であることが判明~

 

よく見る鳥=写真後回し

ゆえに、ストック数がほとんどない、上に、撮ったのはいつだっけ?という記憶もあいまいになるので

非常に写真探し選びに苦労しちゃいました。

 

台湾にて

幼鳥=ホシゴイ

 

タイにて

 

ザンビア(アフリカ)にて

 

日本にて

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。