【日本の野鳥#11-08】タカサゴクロサギ(Black Bittern) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ペリカン目サギ科ヨシゴイ属

学名 Ixobrychus flavicollis

和名 タカサゴクロサギ

英名 Black Bittern

 

【分布】

中国南部、台湾、東南アジア、インド、ニューギニア、オーストラリア北部で繁殖。

北方の個体は冬季に南へ渡り越冬。

日本では、亜種タカサゴクロサギが迷鳥として新潟県、千葉県、広島県、男女群島、トカラ列島、沖縄県、大阪府、京都府、三宅島などで記録。

 

3亜種に分類

◆亜種タカサゴクロサギ Ixobrychus flavicollis flavicollis 

 日本での記録は本亜種。

Ixobrychus flavicollis australis オーストラリアの亜種

Ixobrychus flavicollis woodfordi 

 

【生態】

水田、湿地、アシ原、草原、マングローブ林などに生息。

食性は動物食で、魚類、両生類、昆虫類、無脊椎生物を捕食。

 

 

【サイズ・形態】

全長58㎝ 翼開長54-66㎝。

「台湾に生息する黒いサギ」という意味で詰められた和名の通り、黒っぽい羽衣をしている。

オス成鳥は頭部から背、翼、尾にかけての体の上面が、わずかに青みがかった黒色。

体の下面は黄褐色で、黒褐色の縦斑が密に入る。

クチバシは黒。脚は暗緑色。

メス成鳥は、体の上面が黒褐色。

幼鳥は雌成鳥と似ているが、頭部が淡褐色。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『タカサゴクロサギ(Black Bittern)』

和名に「クロサギ」と付きますが

「クロサギ」は、コサギ属

この「タカサゴ・・・」は、ヨシゴイ属

そう、紛らわしい和名

ヨシゴイよりもかなり大型のため、ササゴイにも似ている印象がありますが

「ササゴイ」はササゴイ属

ややこしい・・・(^^;)

 

「黒いデカいヨシゴイ」=「タカサゴクロサギ」ということになりますね。

 

2016年だったかな?大阪の豊中市服部緑地で撮影した個体です。

 

泳いで移動していました。

ブルーギルを何匹か捕まえていました。

これはパプアで撮影した初の出会い

遠かった~

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。