ペリカン目サギ科ヨシゴイ属
学名 Ixobrychus cinnamomeus
和名 リュウキュウヨシゴイ
英名 Cinnamon Bittern
【分布】
南アジア、東南アジア、東アジア南部に生息。地域によっては冬季に南下して越冬。
日本では奄美群島以南の南西諸島に周年生息(留鳥)。
【生態】
湿地、湖沼、水田等に生息。
ヨシゴイと比べると開けた場所に生息。
食性は動物食で、魚類、両生類、爬虫類、甲殻類、昆虫類等を捕食。
「ココココ」「オー オー」「クエッ」と鳴く。
【サイズ・形態】
全長38-40㎝ 翼開長
オスは背面が赤褐色、腹面は淡褐色。下顎は白。下顎から胸部にかけて明瞭な褐色の縦縞が1本入る。
英名や学名にあるように、シナモン色というイメージが合う色合い。
メスは背面が褐色、腹面が白。下顎から胸部にかけて褐色の縦縞が明瞭に複数入る。
脚は緑黄色。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『リュウキュウヨシゴイ(Cinnamon Bittern)』
国内では沖縄本島、宮古島で見たことがあります。
東南アジアでも何回か出会っていますが、いい距離で見たことがない印ですよね。
オス個体は非常に美しい色をしています。
日本のサギの中で一番美しい種と言えるのではないでしょうか。
なた、沖縄本島で聞いたことがあるのですが
そぼ降る雨の中、草の中で声がして、車中で出てくるのを待ったことがあります。
独特の「コォー コォー ・・・」という声でした。
オス同士の縄張り争いの声のようです。
沖縄本島で出会った美しいオス個体と
宮古島で出会ったシックなメス個体をご覧ください。
オス
メス
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。