【日本の野鳥#11-07】リュウキュウヨシゴイ(Cinnamon Bittern) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ペリカン目サギ科ヨシゴイ属

学名 Ixobrychus cinnamomeus

和名 リュウキュウヨシゴイ

英名 Cinnamon Bittern

 

【分布】

南アジア、東南アジア、東アジア南部に生息。地域によっては冬季に南下して越冬。

日本では奄美群島以南の南西諸島に周年生息(留鳥)。

 

【生態】

湿地、湖沼、水田等に生息。

ヨシゴイと比べると開けた場所に生息。

食性は動物食で、魚類、両生類、爬虫類、甲殻類、昆虫類等を捕食。

「ココココ」「オー オー」「クエッ」と鳴く。

 

【サイズ・形態】

全長38-40㎝ 翼開長

オスは背面が赤褐色、腹面は淡褐色。下顎は白。下顎から胸部にかけて明瞭な褐色の縦縞が1本入る。

英名や学名にあるように、シナモン色というイメージが合う色合い。

メスは背面が褐色、腹面が白。下顎から胸部にかけて褐色の縦縞が明瞭に複数入る。

脚は緑黄色。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『リュウキュウヨシゴイ(Cinnamon Bittern)』

国内では沖縄本島、宮古島で見たことがあります。

東南アジアでも何回か出会っていますが、いい距離で見たことがない印ですよね。

 

オス個体は非常に美しい色をしています。

日本のサギの中で一番美しい種と言えるのではないでしょうか。

 

なた、沖縄本島で聞いたことがあるのですが

そぼ降る雨の中、草の中で声がして、車中で出てくるのを待ったことがあります。

独特の「コォー コォー ・・・」という声でした。

オス同士の縄張り争いの声のようです。

 

沖縄本島で出会った美しいオス個体と

宮古島で出会ったシックなメス個体をご覧ください。

 

オス

メス

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。