ペリカン目サギ科ヨシゴイ属
学名 Ixobrychus eurhythmus
和名 オオヨシゴイ
英名 Von Schrenck's Bittern
【分布】
中国東岸からアムール川流域・本州関東以北で繁殖。
冬期は東南アジアに渡り越冬。
ヨシゴイの密度の濃い場所は好まない傾向にある。
もともと生息数が多い種ではないが、近年減少傾向が著しい。
【生態】
湿性草原などに生息。
食性は動物食で、水辺の小動物、両生類、爬虫類、魚類、甲殻類などを捕食。
【サイズ・形態】
全長40㎝ 翼開長56㎝。
小さなサギ。ヨシゴイよりも大きい。
上面は暗赤褐色、下面は黄白色。
上嘴の色彩は灰褐色、下嘴の色彩は緑黄色。
脚は淡黄褐色。虹彩は黄色。
オスは前頸に暗色の縦縞が1本入り、雨覆が淡灰色。
メスは前頸に暗色の縦縞が複数入り、雨覆は暗赤褐色で、上面と雨覆に白い斑点が入る。
【その他】
日本における湿地の保全は比較的安定しているにもかかわらず、数の減少の傾向が著しい。
越冬地の環境や密猟などが減少の傾向である可能性が高い。
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<ここから鳥の写真>
過去に2回出会えています。
初めて撮影したのは、印旛沼。
この時は繁殖した記録があります。
これ以降、繁殖期にいい話を聞く機会がないので、心配な種です。
2回目は、幼鳥メスの渡りの個体です(2017年秋)。
名古屋市のど真ん中の都市公園で見ました。
公園ビオトープの水路で餌を探していました。
無事に越冬地まで行ってくれたと信じたいですね。
そんな撮影機会の少ない鳥ですが、証拠写真的ではありますが、ご覧ください。
『オオヨシゴイ( Von Schrenck's Bittern)』
「」ここに間違えてヨシゴイの写真を貼ってしまっていました。削除しています。
↓これが2枚目になります。
2017秋
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。