【日本の野鳥#11-06】オオヨシゴイ( Von Schrenck's Bittern) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ペリカン目サギ科ヨシゴイ属

学名 Ixobrychus eurhythmus

和名 オオヨシゴイ

英名  Von Schrenck's Bittern

 

【分布】

中国東岸からアムール川流域・本州関東以北で繁殖。

冬期は東南アジアに渡り越冬。

ヨシゴイの密度の濃い場所は好まない傾向にある。

もともと生息数が多い種ではないが、近年減少傾向が著しい。

 

【生態】

湿性草原などに生息。

食性は動物食で、水辺の小動物、両生類、爬虫類、魚類、甲殻類などを捕食。

 

【サイズ・形態】

全長40㎝ 翼開長56㎝。

小さなサギ。ヨシゴイよりも大きい。

上面は暗赤褐色、下面は黄白色。

上嘴の色彩は灰褐色、下嘴の色彩は緑黄色。

脚は淡黄褐色。虹彩は黄色。

オスは前頸に暗色の縦縞が1本入り、雨覆が淡灰色。

メスは前頸に暗色の縦縞が複数入り、雨覆は暗赤褐色で、上面と雨覆に白い斑点が入る。

 

【その他】

日本における湿地の保全は比較的安定しているにもかかわらず、数の減少の傾向が著しい。

越冬地の環境や密猟などが減少の傾向である可能性が高い。

 

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<ここから鳥の写真>

過去に2回出会えています。

初めて撮影したのは、印旛沼。

この時は繁殖した記録があります。

これ以降、繁殖期にいい話を聞く機会がないので、心配な種です。

 

2回目は、幼鳥メスの渡りの個体です(2017年秋)。

名古屋市のど真ん中の都市公園で見ました。

公園ビオトープの水路で餌を探していました。

無事に越冬地まで行ってくれたと信じたいですね。

 

そんな撮影機会の少ない鳥ですが、証拠写真的ではありますが、ご覧ください。

『オオヨシゴイ( Von Schrenck's Bittern)』


「」ここに間違えてヨシゴイの写真を貼ってしまっていました。削除しています。


↓これが2枚目になります。

 

2017秋

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。