【日本の野鳥#11-01】モモイロペリカン(White Pelican) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ペリカン目ペリカン科ペリカン属

学名 Pelecanus onocrotalus

和名 モモイロペリカン

英名 White Pelican

 

【分布】

ヨーロッパ南東部から中央アジア(黒海、カスピ海、アラル海沿岸等)とアフリカで繁殖するが、繁殖地はやや局地的。

冬季は、アフリカ中部から南部、パキスタン、インド、ベトナム南部等に渡り越冬。

日本では、迷鳥として沖縄県で数例の観察記録。

 

【生態】

湿地や湖沼に群れで生息。

5-10羽の小群で魚を追い込み一気に喉袋で救い上げるという狩りを行う。(ザトウクジラのようですね)

30cm以下の魚ならば海・淡水の別を問わず餌にする。

稀にエビ等の甲殻類も捕らえる。

鳥を食べるという報告もあり(YouTubeでハトを丸のみにしたペリカンの動画を見たことがあります)

コロニーを形成し、地上に営巣。

 

【サイズ・形態】

全長160㎝ 翼開長280㎝。

体色はややピンク色がかった白。モモイロという名の通り、繁殖期は全身が橙色がかったピンク色。

初列風切と次列風切は黒。

眼の周囲は皮膚が裸出してピンク色。脚はピンク色。

 

【その他】

英名は、非繁殖羽の白を特徴と捉えて「White」

和名は、繁殖羽を特徴と捉えて「モモイロ」

 

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<ここから鳥の写真>

『モモイロペリカン(White Pelican)』

正直、国内で野生の迷行個体は見たことはありません。

また、海外においても、未見。

 

ですが、印旛沼に長らく野生化したカンタ君が生息しています。

この子は漁師と友好関係を築きながら、自然下で生きながらえています。

2022年まで生き続けていたら、28年間ここで暮らしていることになります。

野生の個体が居ついたのか?飼育個体が脱げだした個体なのか?

今ではその素性が分からないそうです。

 

な・ら・ば・この子は野生の子‼

 

ということで、ここでご紹介です。

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。