【日本の野鳥#08-17】ハシボソミズナギドリ(Short-tailed Shearwater) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ミズナギドリ目ミズナギドリ科ハイイロミズナギドリ属

学名 Puffinus tenuirostris

和名 ハシボソミズナギドリ

英名 Short-tailed Shearwater

 

【分布】

オーストラリア南東部からタスマニアの近郊の島々で繁殖。

非繁殖期は北上して赤道を越え、日本近海ではほぼ周年観察されるが、冬季は少ない。

 

【生態】

非繁殖期は海洋で生息。

繁殖地(オーストラリア)→北上:日本近海→ベーリング海・北極海→南下:北アメリカ東海岸沿岸部→太平洋横断→繁殖地。この距離、実に32,000㎞。キョクアジサシとともに世界で一番長い渡りをする鳥の1種。

 

【サイズ・形態】

全長40-45㎝ 翼開長95-100㎝。

雌雄同色。体色はほぼ全身黒褐色。体の下面はやや灰色がかった黒褐色。翼下面は光線の具合によって、灰色や灰白色に見える。嘴は黒褐色で、他のミズナギドリと比べると短く(嘴峰長31.5-34.5mm)細め。足は黒褐色 。

 

【その他】

類似種:ハイイロミズナギドリ

 

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<ここから鳥の写真>

『ハシボソミズナギドリ(Short-tailed Shearwater)』

まだ私は見に行っていないのですが

知床では春から秋にかけて数千~数万羽の大群を観察できるそうです。

 

アリューシャン列島でも、同じ頃、アリューシャンマジックという餌のオキアミの群れに、数万の同種とほかの海鳥およびザトウクジラが集まって、それはそれは目を見張るようなすごい世界が目の前に広がるんだそうです。

是非、「アリューシャンマジック」という言葉の検索をしてみてください。

 

※順番的には、次はシロハラアカアシミズナギドリですが、まだ見たことがないので、スキップします。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。