【日本の野鳥#08-05】ハジロミズナギドリ(Providence Petrel) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ミズナギドリ目ミズナギドリ科シロハラミズナギドリ属

学名 Pterodroma solandri

和名 ハジロミズナギドリ

英名 Providence Petrel

 

【分布】

オーストラリア東部沖のロードハウ島と付近の島嶼のみで繁殖。

非繁殖期に北太平洋を北上。

 

【生態】

繁殖期以外は海洋で生息。

食性は動物食。魚類や軟体動物などを捕食。

繁殖期にはコロニーを形成し、岩の間や土中に穴を掘って営巣。

 

 

【サイズ・形態】

全長約40㎝翼開長95-105㎝。

全身暗色の大型種。背面は濃くスレート暗褐色。

クチバシ周辺に白い斑点。体下面は、やや淡い黒褐色。

翼下面は初列風切基部の白色が特徴的、黒い円帯がある。

クチバシと脚は黒色。尾はくさび型でやや長い。

換羽期には、翼上面にも白い斑が出る。

日本近海でみられる個体は、換羽期の個体が多い。

 

【その他】

英名のProvidenceを調べてみると「摂理」と記載されいます。

なんて崇高な命名なのでしょうか・・・理由は分かりません。

 

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<ここから鳥の写真>

『ハジロミズナギドリ(Providence Petrel)』

この日本の野鳥の整理を始めた2021年8月の段階で

課題は、見たけどまともな写真がない種 と まだ見ていない種

これを狙う必要性と、記事の事前予約をどうするのか?

 

実は、ハイイロガンは一度通し番号をスキップさせて、なんと2日後に撮影成功。

追加で、ご紹介して、1週間ほどして、通し番号になるように戻しました。

 

本種も、扱いをどうするか?

間違いなく、2021年10月の課題で挑戦する予定は立てていたものの

実際に見れるのか? キノコ採りとのバランスで実際に見に行くのか?

そこが課題。

 

ゆえに予約記事をここで止めておいたんです。

 

ですが、2021.10.16の八戸~苫小牧間の津軽海峡で何とか撮影に成功しました。

今まで出会えていなかった本種、なんとこの日は、200+の数に出会うことができました。

写真は、航路なので、まあまあの距離でしたが、何とか形になったと思います。

無事、1種追加で、記事を書くことができました。

 

初列風切羽の基部の白さが非常に美しいミズナギドリです。

飛び方も特徴的で、上下に浮いては舞い下りてを繰り返します・・・・∩∪∩∪

かなりダイナミックな飛び方をします。

その飛び方も、見つけ出す際の特徴ともいえます。

 

そんなハジロミズナギドリをご覧ください。 

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。