ミズナギドリ目ミズナギドリ科シロハラミズナギドリ属
学名 Pterodroma solandri
和名 ハジロミズナギドリ
英名 Providence Petrel
【分布】
オーストラリア東部沖のロードハウ島と付近の島嶼のみで繁殖。
非繁殖期に北太平洋を北上。
【生態】
繁殖期以外は海洋で生息。
食性は動物食。魚類や軟体動物などを捕食。
繁殖期にはコロニーを形成し、岩の間や土中に穴を掘って営巣。
【サイズ・形態】
全長約40㎝翼開長95-105㎝。
全身暗色の大型種。背面は濃くスレート暗褐色。
クチバシ周辺に白い斑点。体下面は、やや淡い黒褐色。
翼下面は初列風切基部の白色が特徴的、黒い円帯がある。
クチバシと脚は黒色。尾はくさび型でやや長い。
換羽期には、翼上面にも白い斑が出る。
日本近海でみられる個体は、換羽期の個体が多い。
【その他】
英名のProvidenceを調べてみると「摂理」と記載されいます。
なんて崇高な命名なのでしょうか・・・理由は分かりません。
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<ここから鳥の写真>
『ハジロミズナギドリ(Providence Petrel)』
この日本の野鳥の整理を始めた2021年8月の段階で
課題は、見たけどまともな写真がない種 と まだ見ていない種
これを狙う必要性と、記事の事前予約をどうするのか?
実は、ハイイロガンは一度通し番号をスキップさせて、なんと2日後に撮影成功。
追加で、ご紹介して、1週間ほどして、通し番号になるように戻しました。
本種も、扱いをどうするか?
間違いなく、2021年10月の課題で挑戦する予定は立てていたものの
実際に見れるのか? キノコ採りとのバランスで実際に見に行くのか?
そこが課題。
ゆえに予約記事をここで止めておいたんです。
ですが、2021.10.16の八戸~苫小牧間の津軽海峡で何とか撮影に成功しました。
今まで出会えていなかった本種、なんとこの日は、200+の数に出会うことができました。
写真は、航路なので、まあまあの距離でしたが、何とか形になったと思います。
無事、1種追加で、記事を書くことができました。
初列風切羽の基部の白さが非常に美しいミズナギドリです。
飛び方も特徴的で、上下に浮いては舞い下りてを繰り返します・・・・∩∪∩∪
かなりダイナミックな飛び方をします。
その飛び方も、見つけ出す際の特徴ともいえます。
そんなハジロミズナギドリをご覧ください。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。









