【日本の野鳥#08-04】フルマカモメ(Fulmar) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ミズナギドリ目フルマカモメ科フルマカモメ属

学名 Fulmarus glacialis

和名 フルマカモメ

英名 Fulmar

 

【分布】

北大西洋、北太平洋、北極海の島々および海岸で繁殖。

冬季には南下して越冬。

日本では本州北部以北の海域で一年中みられるが、日本国内には繁殖地は未確認。夏季の方が多くみられる。

 

【生態】

海洋に生息。

非繁殖期には単独かまばらな群れで暮らす。

他のミズナギドリの仲間に比べて、翼も短く、ソアリングもうまくない。

属名 Fulmarus や和名のフルマ、英名の fulmar はノルウェー語で「悪臭のするカモメ」の意。

本種だけではなく、ミズナギドリ科の仲間は同じような習性を持つ。

食性は動物食で、魚類、甲殻類、軟体動物などを捕食。

漁船の周囲に集まり廃棄された魚のアラを狙うこともある。

 

【サイズ・形態】

全長43-52cm 翼開長101-117cm。

ウミネコ大の海鳥。体系的には太く、首が短く感じる。翼も幅が広く短め。

クチバシは短く太い、管鼻が発達。

体色に3タイプある。

暗色型:全身が黒褐色

淡色型:胴体背面や翼、尾羽が青みがかった灰色、頭部と腹面が白

白色型:背面が淡灰色、頭部や腹面が白

日本では、暗色型が多い。

初列風切の基部に白い斑紋。

クチバシは黄色、黒褐色の個体もいる。脚はピンク色。

 

【その他】

 

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<ここから鳥の写真>

『フルマカモメ(Fulmar)』

漁船でこの鳥が近づいてくると確かに「臭い」。

船酔いの人には超絶厳しい匂いですね~

鉄臭い生臭い油臭

 

航路での船で見るときは距離があるので、においを感じません。

なので、臭いが嫌な人は、客船で出会いましょう(^^)

 

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。