【日本の野鳥#06-05】キジバト(Oriental Turtle Dove) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ハト目ハト科キジバト属

学名 Streptopelia orientalis

和名 キジバト

英名 Oriental Turtle Dove

 

【分布】

ユーラシア大陸東部、日本に分布。

日本で最も普通に目にする野鳥。

留鳥、全国で繁殖。北海道や本州北部の個体は冬季に南下。

 

2亜種の分類。

◆基亜種キジバトS.o.orientalis

 

◆亜種リュウキュウキジバトS.o.stimpsoni

 

【生態】

平地から山地の明るい森林に生息。都市部や住宅街でも普通に見られる。

食性は植物食傾向の雑食で主に果実や種子、昆虫類、貝類、ミミズ等を採食。

オスの囀りは独特で「グーグググッグ~」を連続した独特の節回しで主に早朝に鳴く。

つがいで見ることが多い。

 

【サイズ・形態】

全長33㎝ 翼開長53-60㎝。

雌雄同色。

黒と赤褐色の鱗状の羽。これがキジのメスに似ていることがキジバトと呼ばれている所以。

頸部横に青灰色と白の横縞模様。

全身は地味な灰色をしている。羽には褐色が入る。虹彩は赤。

 

◆リュウキュウキジバト

全体的な羽衣の色は赤味が強い。

 

【その他】

狩猟鳥として指定。

以前はヤマバト(山鳩)と呼ばれて、比較的山地に多い鳥だったのが、都市部での狩猟が禁止されてからは警戒心が薄れ、都市部や住宅地に進出。

ただし、ドバト(カワラバト)のように人に寄ってくるようなことはない。

 

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<ここから鳥の写真>

『キジバト(Oriental Turtle Dove)』

信州の自宅でも、東京や大阪の住まいの周辺でも目に出来る野鳥。

スズメ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、シジュウカラ、メジロ・・・彼らと一緒のおなじみな身近な野鳥です。

キジバトの独特な囀りはのどかさを感じて、私は好きなんです。

 

牧歌的な里山を演出する声が耳に届くと、安らぎますね。

ただし、結構大きな声なので、近すぎるとちょっと騒音‼

 

そんな身近な野鳥の姿をどうぞご覧ください。

◆基亜種キジバト

↑この写真は、思い出の一枚

椎間板ヘルニアで2週間入院して、リハビリ始まって、部屋の窓から

でででぽぽ~と鳴くキジバトを撮影したんですよね~

背景は、飯綱山。

 

 

日光浴中

 

◆亜種リュウキュウキジバト

茶色というか赤っぽいですね。

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。