【日本の野鳥#03-03】カンムリカイツブリ(Great Crested Grebe) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

鳥好きFPのつれづれ日記2

自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カイツブリ目カイツブリ科カンムリカイツブリ属

学名 Podiceps cristatus

和名 カンムリカイツブリ

英名 Great Crested Grebe

 

【分布】

アフリカ大陸の一部、ユーラシア大陸の中部以南、イギリス、オーストラリア、日本、ニュージーランドに生息。

一部留鳥。

北の生息個体は南下して越冬。

日本では基亜種が越冬で渡来。

青森県の下北半島や滋賀県の琵琶湖など本州の湖沼で少数が繁殖。

 

3亜種に分類。

◆基亜種カンムリカイツブリ Podiceps cristatus cristatus 旧北区、東洋区に生息。

 

Podiceps cristatus infuscatus  エチオピア区に生息。

 

Podiceps cristatus australis オーストラリア・タスマニア・ニュージーランドに生息。

 

【生態】

繁殖期は緩やかな河川、湖沼、湿原などに生息。

冬季には河口、港湾、沿岸部にも生息

食性は動物食で、魚類、両生類、水生昆虫などを潜水して捕食。

大型種なので潜水時間も長く30秒を超える。

水辺近くの水生植物などに固定された水生植物の葉や茎を組み合わせた逆円錐状の巣を雌雄で作る。

親が産座を離れるときには、巣材で覆って隠す。

 

【サイズ・形態】

全長46-61㎝ 翼開長85-90㎝。 カイツブリ科の中でも大型種。日本のカイツブリの中では最大種。

首が長く見える。虹彩は暗赤色。嘴は長くまっすぐ、淡桃色。

繁殖期には、黒い冠羽が目立ち、頬から後頭にかけて黒い縁取りのある赤褐色の飾り羽が鮮やか。

 

非繁殖期は、上面は黒褐色、下面は白い。頭頂には黒い羽毛が伸長した冠羽。目先が黒く、上面は黒褐色、下面は白。

 

【その他】

 

 

********************************************************

<ここから鳥の写真>

『カンムリカイツブリ(Great Crested Grebe)』

私が鳥見を始めた大学生時代は、この鳥は比較的多くなく、見ると得した気分だった記憶なんです。

大学周辺での鳥見が多かったので、多摩地区や神奈川の池や貯水池で見つけて必死に撮影した記憶がよみがえります。

大型で、白くて目立つので見栄えがして、それでいて今ほどあちこちで目にする鳥ではなかったので興奮したな~

 

それが、今では、冬羽の写真をわざわざとることも減ってきてしまいました。

繫殖羽は見事で見栄えがするのですが、私はあまり出会いの回数が多くなく、写真も何とか探し出したという感じです。

 

そんなカンムリカイツブリですがご覧ください。

 

 

********************************************************

 

本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。