【日本の野鳥#02-54】ウミアイサ(Red-breasted Merganser) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カモ目カモ科ウミアイサ属

学名 Mergus serrator

和名 ウミアイサ

英名 Red-breasted Merganser

 

【分布】

アイスランド、スカンジナビア半島、シベリア、アラスカ、グリーンランドなどで繁殖。

ヨーロッパ大西洋・地中海沿岸部、中華人民共和国東部沿岸部、日本沿岸部、北アメリカ大陸沿岸部などで越冬。

 

【生態】

繁殖期は、亜寒帯や北部温帯の淡水湖沼や河川に生息。

越冬地では、主に沿岸部や入江などに生息。

時々、砂浜に上がり休息している姿も観察できる。

食性は動物食(主に魚を潜水して捕食)。

岩陰や藪の中に営巣するが、樹洞や巣箱を利用する個体もいる。

 

 

【サイズ・形態】

全長48-66㎝ 翼開長70-86㎝。

虹彩は赤。クチバシ、脚も赤。

繁殖羽のオスの頭部は光沢のある黒緑。冠羽がぼさぼさ。頸部に白い帯があり、その下に黒色斑が混じった褐色の帯模様が入る。

体側面は白色部と黒色部からなる細かい波状の斑紋があり、下面は白。

メスおよびオスの非繁殖羽(エクリプス)は頭部が褐色で、冠羽がある。頸部から体は灰褐色。

 

【その他】

類似種

カワアイサ 本種よりの大型。冠羽がない。全体的に白っぽく見える。首から胸は白い。

コウライアイサ 本種よりも小型。冠羽があるが、脇に鱗状の模様がある。

 

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<ここから鳥の写真>

『ウミアイサ(Red-breasted Merganser)』

ボッサボサの冠羽が可愛い。その特徴がやんちゃさを演出しているようでえ、潜水して潜っては浮き、を繰り返す姿が可愛らしく感じます。

目も、虹彩が赤いのですが、黒目も小さくしっかり見えるので、ドリフのコントの爆発後の志村けんの決めポーズに見立てると本当にコミカルな感じを受けます。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。