【日本の野鳥#02-53】カワアイサ(Common Merganser) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カモ目カモ科ウミアイサ属

学名 Mergus merganser

和名 カワアイサ

英名 Coomon Merganser

 

【分布】

全北区に分布。ユーラシア大陸中北部と北アメリカ北部で繁殖。

冬季はヨーロッパ、中央アジア、インド東部、中国東部、朝鮮半島、日本、北アメリカ中部などに渡り越冬。

日本では主に冬鳥として九州以北に渡来。北日本に多い。

北海道では、少数が繁殖。

 

3亜種に分類される。

◆亜種カワアイサ M. m. merganser

ヨーロッパ、および極東地域の亜種。

本亜種が日本に渡来。

 

◆亜種コカワアイサ M. m. orientalis

中央アジアの亜種 クチバシが細い。

 

◆亜種オオカワアイサ M. m. americanus

北アメリカの亜種

クチバシが幅が広い。

 

【生態】

湖沼、河川などの淡水域に生息。稀に湾内沿岸部にも生息。

食性は、動物食。魚類を潜水して捕食。

皿巣で営巣。中には樹洞でも営巣する。

 

【サイズ・形態】

全長オス70㎝ メス60㎝ 翼開長78-97㎝。

繁殖羽のオスは、頭部は緑色の金属光沢のある黒。冠羽なし。後頭部が膨らんでいる印象のフォルム。

背の上面は黒。頸から脇・胸及び下面と背や小雨覆・三列風切等は白。

メスは頭部が茶褐色で、冠羽は極短い。胸から体の下面は白色で、背/体の上面は灰褐色。

クチバシと脚は赤。

 

【その他】

類似種

ウミアイサ 本種がやや大きい。オスではぼさぼさの冠羽がある。胸の脇の白さがない。

コウライアイサ 本種よりも小型。冠羽があり、脇に鱗状の模様が入る。

 

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<ここから鳥の写真>

『カワアイサ(Common Merganser)』

信州の諏訪湖では、カワウとともに冬の漁業被害の対象になっていて、狩猟対象。

警戒心が強い個体が多い。その一方で、都市公園などで、パンなどに餌付いた個体は警戒心が薄い。

 

私のMFの朝日池では、早朝から右に左に飛び回ってくれるのですが、腕が悪く、SS上がらず、流し撮りも出来ずで。。。ダメ写真を量産してしまいます。

 

非常に美しいカモです。

横長で、スマートなイメージでかっこいい。

おしゃれなカモです。

顔を水面下に潜らせて魚を探しています。

メス

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。