【日本の野鳥#02-51】ホオジロガモ(Common Goldeneye) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カモ目カモ科ホオジロガモ属

学名 Bucephala clangula

和名 ホオジロガモ

英名 Common Goldeneye

 

【分布】

北ヨーロッパからシベリア、カムチャツカまでのツンドラ以南、ウスリーの森林・タイがで繁殖。

地中海やペルシア湾、日本、中国南部、朝鮮半島などで越冬。

北日本に多い。

 

亜種は2つ

上記の分布は

◆亜種ホオジロガモ

日本に渡来するのは本亜種。

 

◆亜種アメリカホオジロガモ

は新北区の生息。

 

【生態】

繁殖期は、森林帯の川や湖沼に生息。

越冬時は群れを作る。内湾や港など波の静かな海域に生息。河口や内陸の湖沼に入ることもある。

食性は主に動物食。潜水が得意で、甲殻類、魚介類を捕食、海藻なども食べる。

オスのディスプレイは特徴的で、頭を背にそらせるポーズや、頭部の羽毛を膨らませたりしててメスにアピールする。声も特徴的。学名の「clangula」は「喧しい」の意味。

 

【サイズ・形態】

全長 オス47㎝ メス40㎝ 翼開長77-83㎝。

和名の由来は、オスの頬に白い模様があるように、頬に白い班がある。

鳥的な表現でいえば「ホオジロ」よりも「シジュウカラ」。

オスメスともに全体のバランス的に頭が大きく見える。丸みのある三角おにぎりのような形状。

オスの繁殖羽は頭部が緑色の金属光沢のある黒。

顔の前面(頬)に丸い白斑。背は黒く、胸、腹、尾羽は白。

メスは頭部と背は褐色。体下面は灰褐色。顔に白斑なし。

虹彩は黄色。脚も黄色。

 

【その他】

黄色い虹彩が英名の由来。

 

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<ここから鳥の写真>

『ホオジロガモ(Common Goldeneye)』

フォルムだけではなく、求愛の様子もコミカル。

三角おにぎりのような頭が特徴的で、オスの頬の白斑、および黄色の虹彩もよく目立つ。

オスは白黒のツートンで見映える色彩の海ガモ。

 

湾内で見ることが多いですが、潜水しては採食を繰り返していつの間にか結構沖に逃げられている。

そんな風に遊ばれちゃっています(^^;)

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。