【日本の野鳥#02-39】クビワキンクロ(Ring-necked Duck) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カモ目カモ科スズガモ属

学名 Aythya collaris

和名 クビワキンクロ

英名 Ring-necked Duck

 

【分布】

北アメリカ大陸中部で繁殖。

アメリカ合衆国・メキシコ・西インド諸島へ渡り越冬。

アメリカ北西部では留鳥。

日本においては、稀な冬鳥として、北海道、本州で時々記録(迷鳥)。

 

【生態】

内陸部にある池沼に生息。

植物質傾向が強い雑食。水面上で水草や甲殻類、水生昆虫などを採食。

 

【サイズ・形態】

全長約40㎝ 翼開長70㎝。

後頭部が盛り上がった独特の形状。

オスの繁殖羽は、キンクロハジロに似るが、冠羽がない。

オスのクチバシは灰色、その先端位に白い帯があり、その帯の先端は黒。オスはクチバシの基部が白いラインがある。メスのクチバシは濃い目の灰色。

オスの虹彩は濃黄色。メスの虹彩は淡褐色

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『クビワキンクロ(Ring-necked Duck)』

私が大学生時代、クビワキンクロの発見は今よりも珍しかったのですが、上野の不忍池に1984年から7年続けて渡来したオス個体がいたことから、もちろん1羽だけでしたが、毎年観察できるカモという扱いでした。

その渡来記録が途絶えてからは、長らく目にすることのない「珍鳥」ということになりました。

2個体目に出会えたのは、北関東でメスでした。次が東海地区でオス。東京町田でメス。そんな感じで2010年代では何度か見る機会がありました。

キンクロハジロに負けて劣らずのコミカル感満載の表情が可愛らしい印象。

 

 

 

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。