【日本の野鳥#02-31】シマアジ(Garganey) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カモ目カモ科マガモ属

学名 Anas querquedula

和名 シマアジ

英名 Garganey

 

【分布】

ユーラシア大陸北部から中部で繁殖。北海道で少数が繁殖。

冬季になるとアフリカ大陸、東南アジア、インド、パプアニューギニアなどへ南下し越冬。

日本では、渡りの途中に飛来する(春秋)。八重山地方では越冬。

 

【生態】

河川、湖沼、湿原などに生息。

食性は雑食で、種子、水生植物、昆虫などを採食。

単体・ペアや小規模な群れで水面に頭をつけて泳ぎながら採食。

 

【サイズ・形態】

全長37-41㎝ 翼開長58-69㎝

繁殖期のオスは頭部の羽衣が赤紫がかった褐色で、白く太く明瞭な眉斑、雨覆が青灰色、肩羽は笹状に伸長し白黒。次列風切の光沢(翼鏡)は緑色。

非繁殖期のオス(エクリプス)やメスは全身の羽衣が褐色で、黒褐色の斑紋が入る。

クチバシから眼を通り側頭部にかけて黒褐色の筋模様(過眼線)が入る。メスは雨覆が灰褐色や淡青灰色。

 

【その他】

以前は、食用とされることもあった。

和名シマアジの「アジ」は味が良かったことに由来する。

 

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<ここから鳥の写真>

『シマアジ(Garganey)』

春の渡りの時期に目にすることが多いカモです。

桜の季節にこのカモの飛来の話を耳にします。

沖縄では越冬していて、小群で集まっている様子を目にすることが出来ます。

メスとオスのエクリプス(非繁殖羽)をここでは見ることが出来ます。

東南アジアでも目にすることは出来ますね。

 

ですが、はやり非繁殖羽は地味。

この鳥のオスの繁殖羽は秀逸です。

素晴らしい羽衣を堪能いただければと思います。

 

 

 

 

↓エクリプス(オス非繁殖羽) or メス

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。