カモ目カモ科マガモ属
学名 Anas zonorhyncha
和名 カルガモ
英名 Spot-billed Duck
【分布】
中華人民共和国、日本、アムール地方、朝鮮半島に分布。
日本では留鳥。主に本州以南に周年生息。
北部個体群は冬季になると南下。
【生態】
河川や湖沼・湿地・干潟・水田などに生息。
食性は主に植物食で植物の葉や種子などを食べるが、昆虫、甲殻類、貝類、魚類なども採食。
オスは営巣場所が決まるとつがい形成を解消し、子育てはメスが行う。
他のカモ類と同様、カルガモの雛も生まれた直後から自立で採食する。
【サイズ・形態】
全長51.5- 64.5㎝ 翼開長83-99㎝。
オスメスとも全身が褐色で、顔や胸の部分が狭く、眼の部分に黒い縞もようがある。 クチバシは黒く、先端の黄色い部分が特徴。
雌雄判別は難しいが、上下尾筒の黒の発色で見分けることが出来る。オスは黒に光沢があり、メスは黒褐色で、羽縁が淡色だったり、班が入る。
【その他】
毎年のよう春から夏にかけて、メスと雛の引っ越しがニュースになる。
都市公園などでも雛連れの親子の様子が人々の目を楽しませている。
もっとも身近なカモであると言える。
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<ここから鳥の写真>
『カルガモ(Spot-billed Duck)』
都市公園の池や都会の河川でも見ることが出来る最も馴染みのあるカモですよね。
雛連れの引っ越しのニュースなども毎年目に耳にしますよね。
今回はちょっと別角度のトピックスでご紹介します。
「ところ変われば、普通の鳥も珍鳥」というお話です。
2016年にインド北東部に鳥見旅に行ったのですが、最終目的地は低地の広大な湿地帯。
連日のように高山・亜高山帯で見る鳥見る鳥が初めての出会いで、興奮気味でしたが、湿地帯でも同様でした。
そんな時、ガイドが「Hey‼ Very rare‼」と飛翔しているカモを指さすのです。
大興奮で‼
でも、何か馴染みがある・・・と思いながらも1種でも増やしたいのでとりあえず撮影
モニターで確認すると・・・「カルガモ~~~」
そんな海外鳥見あるあるでした。
ということで、カルガモをご紹介。
オオタカに捕食されていました。
順番的には、次はミカヅキシマアジですが、まだ見たことがないので、スキップします。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。