【日本の野鳥#02-25】マガモ(Mallard) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

鳥好きFPのつれづれ日記2

自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カモ目カモ科マガモ属

学名 Anas platyrhynchos

和名 マガモ

英名 Mallard

 

【分布】

北半球の冷帯から温帯に広く分布し、北方で繁殖するものは冬季は南方へ渡り越冬。

日本では北海道から南西諸島まで全国的に渡来。一部繁殖もする(北海道や上高地など)。

7亜種(5亜種+別種2種説あり)

 

【生態】

繁殖期は湖沼、池、湿地の周辺の草地などに生息。

非繁殖期は、湖沼、河川、海岸に生息する。群れを形成して生活。

つがい形成は10-12月に行われる。

食性は植物食が主の雑食。水草の葉や茎、植物の種子、貝などを採食。

潜ることが出来ないので、頭を下にして逆立ち状で採食している姿を見ることがある。

給餌している池などでは、人に慣れやすい習性なので、餌付けされている。

 

【サイズ・形態】

体長50-65㎝ 翼開長75-100㎝。

繁殖期のオスは黄色のクチバシ、緑色の頭、白い首輪、灰白色と黒褐色の胴体。

メスはくちばしが橙と黒。ほぼ全身が黒褐色の地に黄褐色のふちどりがある羽毛におおわれる。

オスの非繁殖羽(エクリプス)はメスに似るが、クチバシが黄色で判別が出来る。

脚はオスメスともに橙色。

 

 

【その他】

アヒル・アイガモの祖。

非常に似ていることと、これらとの雑種もいるので、正確な識別は難しい。

遺伝的コンタミ(遺伝的汚染)が問題になってきている。

 

狩猟鳥に指定されているカモ。

肉質、味、量的にも最高級とされている。臭みのない肉が評価が高く、他のカモと区別されて「アオクビ」と呼ばれる。

********************************************************

<ここから鳥の写真>

『マガモ(Mallard)』

越冬個体は海で見ることがあるのですが、上高地とかで見ていたりしているからか?

イメージがなじまなく、不思議な感じに思えるんですよね~

ですが、通常は淡水域で見る機会が多いと思います。

私のMFの新潟上越市の「朝日池」ではカモでは優占種です。

おそらく、多くの人が描くカモのイメージは「マガモ」の羽衣であると思われます。

皆さんはどうですか?

順番的には、次はアカノドカルガモですが、まだ見たことがないので、スキップします。

********************************************************

 

本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。