カモ目カモ科ナンキンオシ属
学名 Nettapus coromandelianus
和名 ナンキンオシ
英名 Cotton Pygmy-goose
【分布】
中国南部、南アジア、東南アジアで繁殖。
中国南部の繁殖個体はインドネシアやオーストラリアに渡り越冬。
日本では稀な迷鳥(大阪府、沖縄県・多良間島、与那国島で記録。近年では2019-20年に沖縄本島で記録)
【生態】
淡水域の湖沼や湿地、河川、マングローブ林などに生息。
小群かつがいで行動。
植物食。
樹洞で営巣。これはオシドリと同じ習性。
【サイズ・形態】
全長33㎝ 翼開長
雄成鳥は、頭部は白色、額から頭頂は黒褐色。
背中から尾は黒色で体の下面は白色。
雌成鳥は、顔に茶色の通眼線あり、頸部は灰褐色。
体の上面はやや褐色味をおびる。
【その他】
非常に小さなカモ。
日本で記録のあるカモの中で最小。
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<ここから鳥の写真>
『ナンキンオシ(Cotteon Pygmy-goose)』
日本国内ではまだ未見。
稀な迷鳥ですので、仕事持ちではなかなかお目にかかることは難儀です。
そんな鳥は、いるところで見ちゃいましょう(^^)
初見はタイにて。バンコクから北へ車で数時間。
広大な湿地帯にガイドのArijinに連れて行ってもらいました。
水草が繁茂する湖沼が点在して続く水鳥の楽園。
そこに番(つがい)で飛来してきてくれましたよ(^^)
やや警戒気味で斜め向きの角度ばかり~
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。