【日本の野鳥#02-20】ナンキンオシ(Cotton Pygmy-goose) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

鳥好きFPのつれづれ日記2

自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カモ目カモ科ナンキンオシ属

学名 Nettapus coromandelianus

和名 ナンキンオシ

英名 Cotton Pygmy-goose

 

【分布】

中国南部、南アジア、東南アジアで繁殖。

中国南部の繁殖個体はインドネシアやオーストラリアに渡り越冬。

日本では稀な迷鳥(大阪府、沖縄県・多良間島、与那国島で記録。近年では2019-20年に沖縄本島で記録)

 

【生態】

淡水域の湖沼や湿地、河川、マングローブ林などに生息。

小群かつがいで行動。

植物食。

樹洞で営巣。これはオシドリと同じ習性。

 

【サイズ・形態】

全長33㎝ 翼開長

雄成鳥は、頭部は白色、額から頭頂は黒褐色。

背中から尾は黒色で体の下面は白色。

雌成鳥は、顔に茶色の通眼線あり、頸部は灰褐色。

体の上面はやや褐色味をおびる。

 

【その他】

非常に小さなカモ。

日本で記録のあるカモの中で最小。

 

********************************************************

<ここから鳥の写真>

『ナンキンオシ(Cotteon Pygmy-goose)』

日本国内ではまだ未見。

稀な迷鳥ですので、仕事持ちではなかなかお目にかかることは難儀です。

そんな鳥は、いるところで見ちゃいましょう(^^)

初見はタイにて。バンコクから北へ車で数時間。

広大な湿地帯にガイドのArijinに連れて行ってもらいました。

水草が繁茂する湖沼が点在して続く水鳥の楽園。

そこに番(つがい)で飛来してきてくれましたよ(^^)

 

やや警戒気味で斜め向きの角度ばかり~

 

********************************************************

 

本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。