【日本の野鳥#02-12】コブハクチョウ(Mute Swan) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カモ目カモ科ハクチョウ属

学名 Cygnus olor

和名 コブハクチョウ

英名 Mute Swan

 

【分布】

ヨーロッパ西部,中央アジア,モンゴル,シベリア南部に分布

中国東部や朝鮮半島で越冬するものもあり、1933年11月には八丈島で迷鳥としての記録あり。

北アメリカ東部、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドなど世界各地に移入。

日本にも各地に移入。

冬季には日本国内で渡りをする個体もいる。

 

【生態】

食性は植物食。

水草を中心に採食。

 
巣は岸辺の草むらの地上に作る。
 

【サイズ・形態】

全長約125-160cm 翼開長200-240㎝。

全身白。扁平なクチバシは橙色。クチバシ上部の付け根に黒いコブのような裸出部がある。和名の由来。

雌雄同色。

 

【その他】

日本各地に移入された個体が1978年からウトナイ湖で自然繁殖。

法的には「公表移入種」

現状の数では著しい悪影響はないと考えられている。

 

優雅な姿が好まれ、古代ローマの頃から飼育されている。

中世では「王の鳥」と讃えられ、古来より「ハクチョウが鳴き声を上げるのは死期が迫った時だけ」と言う俗信があり(スワン・ソング (伝承))、本種はそれに因んで英名で、Mute(無音)と名付けられた。

実際になくことはあるが、ほかの白鳥と比べると鳴くことは少ない。

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<ここから鳥の写真>

『コブハクチョウ(Mute Swan)』

北海道の個体群など渡りをすることもあり、日本各地で確認されている。

私もMFの新潟県上越市の「朝日池」に出向いた際に

コハクチョウ、オオハクチョウではない白い鳥が岸辺に2羽

え????

となりましたが、どうやらこの地に渡りで来たようでして・・・

ある意味、渡るという行為を初めて個体群は野生の鳥ともいえるのかもしれません。

ですが、やはり、ちょっと複雑な気分です。

でも、本当に朝鮮半島での越冬組からの迷鳥だったのかもしれないしね~

その時の写真をどうぞ。

 

※順番的には、次はナキハクチョウですが、まだ見たことがないので、スキップします。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。