カモ目カモ科マガン属
学名 Anser cygnoides
和名 サカツラガン
英名 Swan Goose
【分布】
カザフスタン、中国北東部、モンゴル南部、ロシア南東部で繁殖
中国南部(主に鄱陽湖)や朝鮮半島(主に漢江)で越冬
日本では稀な冬鳥
【生態】
河川や湖沼、湿原、河口、干潟など水辺に生息
食性は植物食
【サイズ・形態】
全長81-94cm 翼開長153-185cm
英名のSwan 学名のcygnoidesは「ハクチョウ」を意味するように、フォルムは首が細長く見えハクチョウに似る。
真っ黒なクチバシ。頭部から頸部・喉部にかけてのツートンカラーが特徴(頭部から頸部の羽衣は赤褐色、頬から喉にかけての羽衣は淡褐色のツートン)。
【その他】
家禽のシナガチョウは本種が起源で家禽化された。
サカツラガンは漢字で表記すると「酒面雁」・・・お酒を飲んだ酔ったような赤い顔に例えたんでしょうね
あんまりそんなイメージには感じませんが、他のガン類と比較するとそう感じるのかもしれませんね。
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<ここから鳥の写真>
『サカツラガン(Swan Goose)』
冬鳥として日本には稀に飛来するが大きな群れの飛来例は多くはないのですが
小群で西日本で観察される例がここ数年何度か機会があったのですが、足を運ばずにいて
いまだに2010年の新潟県の朝日池での出会いだけというガンです。
次の機会には、出向いてしっかり撮影したい1種ですね。
2022年11月追加写真
八郎潟にて
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。