【日本の野鳥#02-01】リュウキュウガモ(Lesser Whistling Duck) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カモ目カモ科リュウキュウガモ属

学名 Dendrocygna javanica

和名 リュウキュウガモ

英名 Lesser Whistling Duck

 

【分布】

東南アジアでは留鳥の普通種。

日本ではかつて和名のとおり琉球諸島に留鳥もしくは夏鳥として分布。

分布地の北限であったが、現在では稀な迷鳥扱い。

近年では1999年に西表島で2羽の確認。

台湾では夏鳥なので、再度の記録に期待したいです。

 

【生態】

湖沼、湿地、マングローブの生えた河川に生息する。

単独、または小さな群れを作って生活している。

食性は雑食。主に植物食。穀物類を好んで食べるが、貝類や昆虫類も捕食。

繁殖形態は卵生。灌木や樹上に営巣するが、カラス、サギなどの古巣を利用することもある。

リュウキュウガモの仲間は結構木にとまっている姿を見ます。

 

【サイズ・形態】

全長41cmの小型のカモ。

雌雄同色。頭部から灰褐色で、額から後頭、背は黒褐色。肩羽は黒褐色で羽縁は赤褐色。

腰は黒く、上尾筒は赤褐色。尾も黒い。

翼は小雨覆が赤褐色。下面も灰褐色で、腹は赤褐色。

アイリングは黄色く、嘴は黒い。

脚も黒い。脚が長いので飛翔時に尾羽を超える。

 

【その他】

英名のWhistling の通り、フィ~フィ~♪と笛のような声で鳴きます。

 

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<ここから鳥の写真>

『リュウキュウガモ(Lesser Whistling Duck)』

もちろん、私も日本国内ではまだ観察したことがありません。

この写真もシンガポールでの撮影です。

今まで見たのは、シンガポール・マレーシア・タイ・ベトナム・インド

ですが、案外警戒心の高い個体も多くて、近くで撮影する機会は少ないんですよね~

 

 

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。