2記事続けてタイヨウチョウとなりました
「タイヨウチョウ」の仲間はくちばしに特徴があります
形は細長く、緩い弧を描いています
花の蜜や花粉を餌にしている種がほとんどです
その採餌に特化した故のくちばしの形に進化した訳です
よく似た食性とくちばしの形の鳥に「ハチドリ」がいます
花の蜜を主食としている点は同じ
ですが、ハチドリはアマツバメ目、タイヨウチョウはスズメ目
一見似た形態ですが、全くの遠縁
ハチドリは南北アメリカ大陸(近隣諸島を含む)に分布
タイヨウチョウはアフリカ・アジア・オーストラリアに分布
2つのグループ同士、生息域は重なっていません
それでも同じ目的(花蜜を吸う)に向かって形態進化が似ることを「収斂」といいます
生態的地位が合致していると別のグループの鳥でも似た形態になるということです
まさにハチドリとタイヨウチョウは「収斂」によって似た形態になったいい例といえますね
**********************************************************
<ここからスマトラ島アチェ地区の写真>
今回は『(仮称)ハラアカタイヨウチョウ(Van Hasselt's Sunbird)』
アカハラタイヨウチョウは既に他の種に付いている名前でして。。。他に特徴をどう表したらいいのか?
ということで、アカハラ⇒ハラアカ
としておきました~
緑帽子^^
スズメ目タイヨウチョウ科
学名 Leptocoma brasiliana
和名 ハラアカタイヨウチョウ
英名 Van Hasselt's Sunbird
**********************************************************
本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。