【JPN#2016-11】アカモズ(Brown Shrike) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

アカモズは亜種レベルの色彩の差が多い種と言われています。

インドから日本・ロシア東部までの間に生息しています。

 

実際に日本には

九州以南に生息している亜種シマアカモズ  L. c. lucionensis

日本の亜種のアカモズ L. c. superciliosus

がいます。

 

ほかにも

カラアカモズ・ウスアカモズも亜種としているのですが知見に乏しいので割愛

 

この4亜種の中でもアカモズ L. c. superciliosus が腹部の色が白く、背面が赤茶色で美しい

 

そんな亜種アカモズも本当に数は減りました。

日本の生息環境のせいなのか?

それとも越冬地の問題なのか?

チゴモズと同じく夏の使者として飛来しますが

見る機会が少なくなっていることは心配です。

 

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<ここから日本の写真>

今回は『アカモズ(Brown Shrike)』

実は、このアカモズを5年ほど継続観察しています。

 

数年前は、営巣観察も行いました。動画→リンク リンク2 可愛いですよ^^

 

ブログ記事はこちら→リンク3 リンク4  リンク5

 

農家の方といろいろな話をする中で

農家の方がモズ=果実荒らし

という認識

というよりも、モズ=ムクドリ・ヒヨドリ・カラスと同類

そんな「認識」

 

なので、虫を食べているシーンなど

ヒナへの給餌のシーンを見せて

害虫駆除能力に長けていることを説いて歩きました。

 

そのおかげで、巣を見つけたら壊されるという事例が少なくなってきたことは救いかな^^

 

いろんな鳥を見させてもらっているんですから

少しは鳥の役にも立たないとねぇ~

 

この年は栗林で繁殖^^

 

あ、リンゴ畑でもしていましたよ^^

 

スズメ目モズ科

学名 Lanius cristatus

和名 アカモズ

英名 Brown Shrike

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。