鳥を探すときに
どんな方法を使いますか?
もちろん、基本は目で探す
ヒントは、うろちょろしている動きや
さえずり、地鳴きなどの声
足音もその一つ
頻繁に出現するポイントでひたすら待つ
(猛禽やヤマドリなんかはこんな観察が多いですよね)
他には営巣場所を見つけて
そっと影響のない準備をして待つ
他には、冬だと、餌台で待つというのも手です。
概ねそんな感じでしょうか?
海外で依頼するガイドは
それらオーソドックスなやり方のほかに
ピッシングや口笛で寄せることもしますし
否定的な考え方の人もいると思いますが、さえずりのテープを軽く流して、鳥の存在を確認するというやり方もします。
(のべつ幕なしで鳴らし続けるという素人芸でないですよ・・・見事な使い手がほとんど‼)
その方法の中で
大変面白い鳥の習性を利用した方法を用いることがあります。
それは、昼間も活動するフクロウ類の声を流す方法
インドでもそのやり方で鳥を出してくれましたね。。。
そう、小鳥が猛禽類に仕掛けるモビングという習性を利用した
鳥の出し方なんです。
もちろん、これも、四六時中やるというよりも
ちょっと鳥の出が悪い時に、活性の確認的に真昼間にやることが多いです。
今回も、Owletというスズメフクロウ(昼も活動する種類)の「ホホ、ホホ、ホホ・・・」という声をかけてみたところ、即飛んできたのがこの子^^
効果がある鳥の出し方ですので
頻繁に同じ場所で使うということは控えなくてはなりませんね・・・
日本には昼行性のフクロウがいないのでなかなか使う手段ではないかもしれませんね。
効果が出るので、本当に日中で活性が低くなると
「Owlet先生に頑張ってもらおう」
という感じで使うことが多いです。
ま、効果がない時もありますがね^^;
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<ここからタイのKKC(Kaeng Krachan)の写真>
今回はそんなOwlet先生が出してくれた『アオノドゴシキドリ』
声をテープで鳴らして即、飛んできました‼
その時点で、パシャ‼
そう、それでおしまい^^
樹冠にいることが多いゴシキドリをこの角度で撮影出来ちゃいました^^
キツツキ目ゴシキドリ科
学名 Megalaima asiatica
和名 アオノドゴシキドリ
英名 Blue-throated Barbet
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。