珍鳥を見つける人。。。けっこう同じ人物が見つけているんですよね~
私のような凡人とそんな方々と何が違うのでしょうか?
①鳥の識別能力
②珍鳥の特徴を知っている
③過去に何度か見ていてその鳥をよく知っている
などなど書き出したらいろいろ出てきますね・・・
私は、珍鳥を見つけ出す人とできない人の違いは「違和感を放置しないこと」ではないかと思っています。
もちろん、それら珍鳥の知識は知っているのは当然
一方、知っていてもそれと照らし合わせる頭の中の作業をしなくては意味がありません。
知識があることを前提に申しますと、
「お?この鳥なんか変だな?」→「その違和感は何から来るんだろう?」
そんなことを繰り返していって
「間違いなく違う‼」
となって、珍の発見となる気がします。
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<ここからタイのKKC(Kaeng Krachan)の写真>
今回は『オーストラリアセイタカシギ(White-headed Stilt)』
クロトキを見ていると周囲に数羽のセイタカシギがいました。
その中の1羽だけなんか変だなと思いつつ、クロトキの撮影に苦労していたのですが
その時にはすっかりその違和感を忘れていました。。。
すると、Tokochan-zさんが「FPさん、あの個体変‼」と
よくよく見てみると
足も長いし、全体のフォルムが異なります。
そうです、オーストラリアで何度か見たあの子じゃないですか~
というわけで、同じ個体を見ても、その違和感をどういう思いで受け止めるかで
混じった一羽を抜き出すことの差になるのです。
ちなみに、この群れの中に1羽オーストラリアセイタカシギが混じっています。
それを探しましょう
という感覚は「簡単」私の自信があります。
ですが、日常の中で混じっている1羽を別の類似種がいると探し出す能力は別次元だと感じた次第です。
※Tokochan-zさんはオニカッコウ、ロクショウヒタキの日本発記録者ですからね・・・やはり知識と意識が違います。
チドリ目セイタカシギ科
学名 Himantopus leucocephalus
和名 オーストラリアセイタカシギ
英名 White-headed Stilt
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。