【2015Au②#087】クロムネトビ(Black-breasted Buzzard) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

鳥好きFPのつれづれ日記2

自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

図鑑の掲載をどう読むのか?


海外の探鳥において

図鑑に頼ることは大きいです。


ですが、その記述についていくつか読み切れない点があるのも事実。


もちろん、私の英語力の弱さがたいていの原因なんですが


それでも、Common、Uncommonなどの「見やすさ」の指標と分布図の記載方法(色の塗られ方)が私たちを迷宮に誘い込むことがあるんです。


例えば、Habitat(生息域)が



Black-breasted Buzzards are found in lightly timbered plains, open country and tree-lined waterways through inland Australia and in semi-arid or arid regions.


と記載されて、環境もある程度把握出来て

Commonと書かれていたら
行けば見れるだろう的に思えますよね~


ですが、実際は、『分布は広くても、密度が薄いので、見ようと思って見るのは難しいけど、いないことはないので見れないこともない的』な鳥って結構多いんです。


**********************************************************

<ここからオーストラリアの野鳥の写真>

2015年11月に行ったオーストラリアの鳥のご紹介を^^


↑に書いた生息域の地図とHabitatは

http://www.birdsinbackyards.net/species/Hamirostra-melanosternon

から拝借しました。


実は、Bowraから町に買い出しに行く際にT字路を左じゃなくて右曲がってしまったんです。

そして、しばらくすると、「あれ?方向違うね~」

そんな会話の最中に

カンガルーの轢死体で死肉を食べていた猛禽をFCさんが見つけたんです。


最初は何の猛禽だろうという感じで、通過したあとUターンさせて車を戻したんです。

撮影しようと思い、車を止めると舞い上がったその姿を見て、

いつも冷静なFCさんが

「Black-breasted‼」

と叫びながらでかレンズを構えます。


もちろん、私も激写‼


ひとしきり撮影終えて

上空高く米粒になったところで

FCさんから、『分布は広くても、密度が薄いので、見ようと思って見るのは難しいけど、いないことはないので見れないこともない的』な鳥なんだとレクチャーを受けた次第です。

そんな『クロムネトビ(Black-breasted Buzzard)』をご覧ください。


ラッキーでした~











こんな距離で何とか見た‼というパターンが多いのも現実のようですからラッキーでした。

配色もかっこいい猛禽でした(^^)v

タカ目タカ科

学名 Hamirostra melanosteron

和名 クロムネトビ

英名 Black-breasted Buzzard


**********************************************************


本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。