カッコウの仲間(科)は多くの属に分かれます。
いわゆる亜科という分類
カッコウ目カッコウ科には現在では5つの亜科に分かれるという分類になっています。
カッコウ亜科
バンケン亜科
マダガスカルジカッコウ亜科
アメリカジカッコウ亜科
オオハシカッコウ亜科
と。
その中のカッコウ亜科は日本のメインのカッコウ類(カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、ジュウイチ)が含まれます。
では、この4種はどう属に分けられるのか?
カッコウ、ツツドリ、ホトトギスはカッコウ属(世界に11種ほど)
ジュウイチはジュウイチ属(世界に8種ほど)
では、↓でご紹介のハイイロカッコウはどんな分類になるのか?
ヒメカッコウ属になります。
以前(2015年7月に渡豪した時)ご紹介したウチワヒメカッコウ もこの仲間になります。
このグループの鳥はみんな、和名のヒメにも表されるように、そう、ちっさいのです。
可愛らしい感じのカッコウの仲間です。
でも、きっと托卵するんだろうな~
そこは勉強不足で「きっと」にしておきます。
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<ここからオーストラリアの野鳥の写真>
2015年11月に行ったオーストラリアの鳥のご紹介を^^
3日目の朝、Bowraの手前での鳥見です。
上にも書いた通り
このハイイロカッコウは「カッコウ属」ではなく、「ヒメカッコウ属」
でも、和名も英名もその分類が明確にわかるように「ヒメ」っぽい表現は付いていません(><)
ですので、覚えきれない私は、小さかったかな~というイメージで、図鑑のページやNET検索をして同定しています。
この写真だけでは大きさはわかりにくいと思いますが
やっぱり小さいのです。
な~~んとなく鳥の質量的なイメージが伝わればいいんですがね~
『ハイイロカッコウ(Pallid Cuckoo)』
英名のPallidは青白い。。。という意味ですが、それをハイイロとしたネーミング。。。
カッコウの仲間ってけっこう灰色主体だったりするので、もう少し特徴がわかる和名にしてほしかったな~
カッコウ目カッコウ科
学名 Cacomantis pallidus
和名 ハイイロカッコウ
英名 Pallid Cuckoo
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。