【2015Au②#052】ハイイロカッコウ(Pallid Cuckoo) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カッコウの仲間(科)は多くの属に分かれます。


いわゆる亜科という分類


カッコウ目カッコウ科には現在では5つの亜科に分かれるという分類になっています。

カッコウ亜科

バンケン亜科

マダガスカルジカッコウ亜科

アメリカジカッコウ亜科

オオハシカッコウ亜科

と。


その中のカッコウ亜科は日本のメインのカッコウ類(カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、ジュウイチ)が含まれます。


では、この4種はどう属に分けられるのか?

カッコウ、ツツドリ、ホトトギスはカッコウ属(世界に11種ほど)

ジュウイチはジュウイチ属(世界に8種ほど)


では、↓でご紹介のハイイロカッコウはどんな分類になるのか?

ヒメカッコウ属になります。

以前(2015年7月に渡豪した時)ご紹介したウチワヒメカッコウ もこの仲間になります。


このグループの鳥はみんな、和名のヒメにも表されるように、そう、ちっさいのです。

可愛らしい感じのカッコウの仲間です。


でも、きっと托卵するんだろうな~

そこは勉強不足で「きっと」にしておきます。


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<ここからオーストラリアの野鳥の写真>

2015年11月に行ったオーストラリアの鳥のご紹介を^^
3日目の朝、Bowraの手前での鳥見です。


上にも書いた通り

このハイイロカッコウは「カッコウ属」ではなく、「ヒメカッコウ属」


でも、和名も英名もその分類が明確にわかるように「ヒメ」っぽい表現は付いていません(><)


ですので、覚えきれない私は、小さかったかな~というイメージで、図鑑のページやNET検索をして同定しています。


この写真だけでは大きさはわかりにくいと思いますが

やっぱり小さいのです。


な~~んとなく鳥の質量的なイメージが伝わればいいんですがね~


『ハイイロカッコウ(Pallid Cuckoo)』

英名のPallidは青白い。。。という意味ですが、それをハイイロとしたネーミング。。。

カッコウの仲間ってけっこう灰色主体だったりするので、もう少し特徴がわかる和名にしてほしかったな~




カッコウ目カッコウ科

学名 Cacomantis pallidus

和名 ハイイロカッコウ

英名 Pallid Cuckoo


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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。