オーストラリアの猛禽で最大の鳥が↓でご紹介するオナガイヌワシです。
体長81-110cm、体重2.0-5.5kg、翼開長190-280cm
かなり大きな鳥でしょう^^
このオナガイヌワシの特徴は
狩りの際に単独もしくは群れで獲物を追い込みという作戦を行うんです。
主な獲物はカンガルーやワラビー
その大きさの獲物を狩るにはやはり単独よりも群れがいい
そういうことで進化した行動特性なのでしょうね。
ですが、昨今移入種のウサギが増えてきて
単独の狩りで十分になったことや
一昨日から記事にしているように
ここオーストラリアでは増えてきたカンガルーやワラビーが
交通事故で轢死体として
毎朝新鮮な食料として提供されるようになってきました。
ですから、その特徴であった群れで行う狩りという行動習性が見られなくなってきた地域が増えてきているようなんです。
必要が発明の源 ですが その必要がなくなったということは「狩り」の忘却へとつながってしまうのかも知れませんね。。。少し残念な気もします。
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<ここからオーストラリアの野鳥の写真>
2015年11月に行ったオーストラリアの鳥のご紹介を^^
3日目の朝、Bowraの手前での鳥見です。
『オナガイヌワシ(Wedge-tailed Eagle)』
朝焼けの時間、チャイロハヤブサに引き続き猛禽が続きました。
車を走らせていると
カンガルーの轢死体にカラスやトビ類が群がります。
その様子を素通りしながら
運転していたFCさんが「FPさん、オナガ‼」
そう、私が、オーストラリアの旅を重ねてもなぜか見ることが叶わないと話していたことを覚えていてくれて、車を止めてくれました。
ですが、車が止まったことを察して
オナガイヌワシが飛び去ろうと。。。
足元に置いておいた500mmをさっと車の窓から出して
手持ちで追いました~
三脚出してライブビュー撮影。。。トリミングです。
タカ目タカ科
学名 Aquila audax
和名 オナガイヌワシ
英名 Wedge-tailed Eagle
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。