【IDNの野鳥No.11】ナゾドリ | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

今回、ガイドのConの他に2名のSINの鳥屋さんが同乗していました。





昨日もそのうちの一人のことをご紹介しましたが




今日はもうひと方は車いすのバーダーでした。





ただ、非常に鳥を発見するのが速いんです。


サングラスで海を見つめて


サングラスを頭に載せ替えた時は


ロックオンに向けての体勢ということに気が付いたので


私は、彼のサングラスを外したときには、もう、そっち方面を見ることをしていましたよ~





デッキに車いすを固定して


船のキャプテンに右左ストッブ減速の指示を出していました。





そんな彼には


翌日行くPantiの森のこともいろいろ教えてもらいました。





そんな彼とも記念写真を撮りましたよ~








森の中を探鳥するより、きっと船の鳥見の方が


見やすいのかもしれませんね。




だから、乗船回数も多いようで抜群の海の探鳥眼を持っていました。






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<ここからインドネシアの野鳥の写真>


さて、問題です。


この鳥はなんでしょう?


たった1枚だけ撮影していました。


撮影地は、シンガポールとインドネシアの沖合の海峡です。。。。分かりますか???










さらにトリミング。。。











この子の同定は、難儀でした。





海上を飛ぶ鳥で、黒っぽく見える鳥は何でもシャッターを切って行こうと決めていた一番最初の撮影がこの子でして。。。





撮影時は、この地に行った目的の鳥の「ヒメクロウミツバメ」と思って切ったのですが


帰国して写真を整理していて。。。????





何だろう???





アジサシ?    違う


ウミツバメ?   違う


ミズナギドリ?  違う


カモメ?      違う





海の鳥の枠の中に類似した鳥が思い浮かばない。。。





そうだ、こういうときは、『先生』に聞いてみよう^^





ということで。。。『後輩の』『海鳥の先生』に聞いてきました。





すると。。。





チドリ!!





そう、言われて見ていくと。。。ムナグロですね~





写真が夜明け直後で、暗くてもやがかかっていて鮮明でないので


ヨーロッパムナグロやアメリカムナグロも候補になりますが、


アメリカムナグロはよりくちばしが短い


ヨーロッパムナグロは下雨覆は白色


ということと、分布域からも可能性が低いということで。。。





『ムナグロ(Lesser Golden Plover)』





いつもと違った趣向の写真の紹介をしてみました。





みなさん、この鳥をこんな写真で、すぐに同定できましたか?








 


チドリ目チドリ科


学名 Pluvialis dominica


和名 ムナグロ


英名 Lesser Golden Plover


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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。


今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。