今回、ガイドのConの他に2名のSINの鳥屋さんが同乗していました。
昨日もそのうちの一人のことをご紹介しましたが
今日はもうひと方は車いすのバーダーでした。
ただ、非常に鳥を発見するのが速いんです。
サングラスで海を見つめて
サングラスを頭に載せ替えた時は
ロックオンに向けての体勢ということに気が付いたので
私は、彼のサングラスを外したときには、もう、そっち方面を見ることをしていましたよ~
デッキに車いすを固定して
船のキャプテンに右左ストッブ減速の指示を出していました。
そんな彼には
翌日行くPantiの森のこともいろいろ教えてもらいました。
そんな彼とも記念写真を撮りましたよ~
森の中を探鳥するより、きっと船の鳥見の方が
見やすいのかもしれませんね。
だから、乗船回数も多いようで抜群の海の探鳥眼を持っていました。
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<ここからインドネシアの野鳥の写真>
さて、問題です。
この鳥はなんでしょう?
たった1枚だけ撮影していました。
撮影地は、シンガポールとインドネシアの沖合の海峡です。。。。分かりますか???
さらにトリミング。。。
この子の同定は、難儀でした。
海上を飛ぶ鳥で、黒っぽく見える鳥は何でもシャッターを切って行こうと決めていた一番最初の撮影がこの子でして。。。
撮影時は、この地に行った目的の鳥の「ヒメクロウミツバメ」と思って切ったのですが
帰国して写真を整理していて。。。????
何だろう???
アジサシ? 違う
ウミツバメ? 違う
ミズナギドリ? 違う
カモメ? 違う
海の鳥の枠の中に類似した鳥が思い浮かばない。。。
そうだ、こういうときは、『先生』に聞いてみよう^^
ということで。。。『後輩の』『海鳥の先生』に聞いてきました。
すると。。。
チドリ!!
そう、言われて見ていくと。。。ムナグロですね~
写真が夜明け直後で、暗くてもやがかかっていて鮮明でないので
ヨーロッパムナグロやアメリカムナグロも候補になりますが、
アメリカムナグロはよりくちばしが短い
ヨーロッパムナグロは下雨覆は白色
ということと、分布域からも可能性が低いということで。。。
『ムナグロ(Lesser Golden Plover)』
いつもと違った趣向の写真の紹介をしてみました。
みなさん、この鳥をこんな写真で、すぐに同定できましたか?
チドリ目チドリ科
学名 Pluvialis dominica
和名 ムナグロ
英名 Lesser Golden Plover
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。