ミツバチの需要は高くなるばかりです。
花粉媒介者としての能力に肩を並べられる昆虫は、マルハナバチくらいですが
ミツバチの「小さい」さは、多くの種類の花に適応できる特性にもなるわけです。
当然、1次的なの生産物のハチミツなども健康食品としても見直されてきていますので
需要が大きく下がることもないでしょう。
そんなミツバチですが、養蜂家に目を移すと、天敵や病害虫以外にも大きな問題がそこにあります。
それは、養蜂家の高齢化です。
経験が必要でありながら、実際採蜜の作業や、管理したり、巣箱の周りの草刈りなど重労働であることが原因で、後継者が育たなく、高齢化で養蜂をやめてしまう人も少なくないのが現実です。
そういうことも、一因で、害虫や病気などの理由以外で、ミツバチの不足に繋がっているんです。
ですが、一方では、下のように、ネットで巣箱が販売されていたり
趣味で養蜂をやる方も増えてきたりしているようです。
ですが、養蜂は、法定伝染病や届出が必須な伝染病など、法的に管理される畜産になります。
ですので、養蜂を始めるには、届出が必要なことも忘れないでください。
養蜂振興法 最終改正:平成二四年六月二七日法律第四五号
養蜂振興法 の法律はここにリンクしておきました。
ちなみに各県で届出の書式はきっと異なるのでしょうが
埼玉県の届け出は、こんな書式でした。
生業を養蜂で行っている事業者(法人および個人)も趣味で行う方も、全員養蜂を責任もって行う畜産家としての届出をすることになるわけです。
ちなみに、養蜂を始めるにあたって、蜜源の確保は自分でやらなくてはトラブルになりますよ。
先に生業で始めていた方が近隣にいる場合は、ある意味、蜜源の競合を引き起こすことになるわけですからね。
このシリーズの写真を撮らせてもらうにあたり
同じ場所(蜜源)で二軒の養蜂家の方が管理されています。
そのお一方はご年配で
いろいろお話して、菓子折りもって挨拶に行って、お土産に絞りたてのハチミツをいただいてきたりという関係になることが出来ました。
やはり、年を重ねると、かな養蜂という作業は重労働なんだということをこぼしておられます。
ですが、ここの蜜源には、お若い養蜂家が関係されているので
作業は、だいぶ助かっているんだそうです。
その方とは、奇遇な関係でして、その話は、また明日^^
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<ここから野鳥の写真>
今年もハチクマを撮影できました。
このハチクマの撮影は、養蜂家の方にしっかりと確認許可を取り
観察する前日にメールで確認してブラインドの設置の許可を得て撮影をしています。
当然、養蜂家の方の敷地にての撮影になりますので
くれぐれも、安易に真似されて養蜂家の方とトラブルにならない様にお気を付けください。
この場所は、問い合わせいただきましてもお答えできませんのでご容赦ください。
今回も『ハチクマ』
巣箱の際でブラインドしていて
暑い日でしたので、木陰にブラインドを溶け込ませて
毛虫とかとミツバチの侵入と戦いながら待っていたご褒美^^
養蜂家の方に頂いた「ハチの巣」を保存しておいて
ブラインドのそばに置いておいたんです。
来ましたよ~
ハチの巣箱に爪が当たる音も
羽ばたきの音も
もう、心音までも聞こえてきそうなくらいな距離感
素晴らしいハチクマの一端をこうして観察できたのも
養蜂家の方とのリレーションを大切にしているから
やはり菓子折り持参して、コミュニケーション取って
年賀状をハチクマで送って。。。と
そんな仲をこれからも大切にしていきたいと思っています。
ハチクマ♂暗色型です。
最後の1枚だけがトリミング
他はノートリです。
一番遠くの巣箱の列にまず乗りました。
さらに近い列に飛び移りました
きょろきょろして辺りを伺います。
餌はそっちだね
こっちをひと睨みしてから・・・
一気に寄ってきました^^
ハチが後ろを飛んでいます^^
この後、ハチの巣を巣箱の陰でむさぼり食べました
タカ目タカ科
学名 Perinis ptilorhyncus
和名 ハチクマ
英名 Oriental Honey Buzzard
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。