何気ない1日 -34ページ目

慰霊の日

今日は慰霊の日

内地の人には馴染みがないかもしれませんが、公立の学校は休みになる沖縄の公休日です。

64年前に起こった事をどうか忘れないで下さい。

沖縄では沢山の民間人が犠牲になり、沢山の人が家や財産を失いました。

64年前、青空から沢山の爆弾が降って来ました。

どうか、忘れないでいて下さい。


12時に長いサイレンがなります。黙祷をします。

祖父や父が生き延びてくれたから、僕がいて娘がいます。


どうか64年前の事を他人事のように思わずにいて下さい。

入院生活

飛行機から降りてドキドキしながら携帯を見ると、

妻からのメール

「午後の帝王切開はなくなりました。とにかく電話して」


お昼にしたNST検査の結果が良く、午後の帝王切開はなくなったらしい。

ただ、やはり帰宅出来る訳はなく、入院して色々な検査をする事になるらしい。

僕はとにかく急いで、病院へ向かう。

病室に着くと、不安そうな妻が僕が来た事で落ち着いたと言ってくれた。

その後面会時間ギリギリまで居て、妻の実家へと向かう。

明日は午前と午後にNST検査をして、異常があればすぐに帝王切開になるらしい。

続く…

震える声

考えていなかった事が起きた。


NST中に赤ちゃんの心拍数がかなり下がり、手術室が空き次第緊急帝王切開になるらしい。

「お願い早く来て」と言う妻の声がとても震えていた。

まだ早産の時期ではあるけど、一刻の猶予もない状況。

なんとか赤ちゃんの状態とこれからの事を話し、妻はこのまま病室に行き手術の説明や手術の同意書を書かなければいけないらしい。

当事者である僕らは気が動転してあたふたしてしまうが、周りはどんどん進んで行くので、まるで誰か別の人の事のように感じてしまう。

会社に状況を話し、予め用意していた荷物をアパートに取りに行き那覇空港に向かう。


その間にも妻を必死に励ます。

メールや電話で。

近くにいてあげられない事が悔しくて、1人で出産(手術)に挑む妻の不安そうな顔が目に浮かぶ。

妻はとても心配性で甘えん坊。妊娠してからも検診での採血すら嫌がっていたのに。そんな妻が帝王切開に…


手術は2時に決まり、僕が飛行機に乗っている間に赤ちゃんが産まれるはず。

最高に嬉しいけど、心配だし、あの時の気持ちは今表現しようとしても難しい。

那覇空港に着き、妻と話す。

もう一度NST検査をするらしい。

そして、飛行機に乗り込む僕。


続く…