何気ない1日 -33ページ目

12月24日水曜日

今日はOCT検査の日

朝の回診を終えて8時過ぎからNSTと点滴が始まる。

OCTで誘発されて、そのまま本陣痛になる人もいると聞き妻も期待している。

ただ、やはり入院も三日目、検査続きの毎日で不安がいっぱいの妻。

陣痛促進剤を入れる機械を持って来た看護士さんに

「大丈夫ですか?」と聞かれた瞬間に妻の目から涙が…

不安が溢れ出て何も言えない妻。

その後、研修医先生が来て話しを聞いてくれる。

この先生は僕たちの話しをとても真摯に聞いてくれて、僕たちの出す答えをゆっくり待ってくれる。

研修医ではあるけれど本当に良い先生でした。

9時半、陣痛促進剤の点滴が始まる。


続く…

生きる

生き残った悲しみ

行き延びた悲しみ

僕はそれを知らない。

沖縄戦では20万人が亡くなった。

県民の4人に1人が亡くなった。

あなたは何人家族ですか?

家族が亡くなるなんて考えられますか?
目の前で愛する家族が亡くなるなんて考えられますか?

野戦病院では薬も無く、麻酔もせずに負傷した兵士の手術をしたらしい。

そんな事、考えられますか?

64年前、沖縄で本当にあった事…

どうか忘れないでいて下さい。

12月23日火曜日

朝8時半から、血圧や体温、採血や心電図、血管確保(すぐに点滴が出来るように針だけ先に刺しておいて包帯を巻く)
不安で眠れなかったと言う妻の顔は既に疲れている。


9時頃、僕も病室に着き、午前のNST検査が始まる。

帝王切開がチラついていて、僕も妻も心が落ち着かない。

たまに、お腹に強い張りが来て、そうするとNSTのグラフ、赤ちゃんの心拍数が早くなったり逆に落ちてしまう。

本当に気が気じゃない状況。

約1時間後、無事に検査が終わり赤ちゃんも元気な状態。

2人ともほっとして、午後の検査に備える。

午後、再び検査が始まる。

たびたび強い張りが来て、妻は汗だく。

妻の友人がお見舞いに来てくれたが、何も出来ない…

無事に午後の検査も終えて赤ちゃんも元気いっぱい。

少しして、先生の診察がある為、妻は診察室に行き僕も説明があると言われ診察室に向かう。

エコー検査の検査、赤ちゃんの体重も羊水量も胎盤の状態もあまり良くないらしい。

自然分娩を希望するなら、痛みを伴うまた別の検査が必要になるらしい。

オキシトシンチャレンジテスト(OCT)と言って、点滴で陣痛促進剤を入れて人工的な陣痛を起こす。それと同時にNST検査をして、陣痛の強い張りが来た時の赤ちゃんの状態を調べる検査。勿論、陣痛を起こす訳だから痛みがあり、もし心拍数がまた下がってしまえば緊急帝王切開になるらしい…

明日その検査をする事になり夜から絶食。

疲労感の漂う妻の顔…


続く…