アーリーリタイア後、ほぼ毎年リゾート地で少なくとも2週間程度滞在している。

昨年はベトナム(ダナン)、一昨年はグアム、それ以前にはハワイ島、釧路、軽井沢などに滞在してきた。

大金持ち以外のアーリーリタイヤというと、その後の生活にお金をできるだけ使わないケチケチ生活を行うととらえられがちであるし、そうした生活を送っておられる方も多い。

私も浪費三昧でアーリーリタイヤが最後まで無理なく行えるとは思っていない。

ただ最初のアーリーリタイヤ後のキャッシュフローを想定する際に、そうしたリゾート生活を行うという想定をしていた。

つまりそうしたキャッシュアウトフローは織り込み済みであるわけである。

またリゾート地で少なくとも2週間程度滞在するというのはすごい出費を伴うように思えるが、意外と費用がかからない。

アーリーリタイヤしたおかげで、割高な時期を避けることできる。

現地では可能な限りアパートメントハウスやコンドを利用し自炊をメインにすえた滞在をし、日中はKindleでのんびり本を読んだり、ローカルなマーケットで買い物を楽しみ、気が向けばプールで日光浴といった生活だ。

こうしたリゾート生活は以外なほどお金がかからない。

今年は3月上旬にハワイ島に行く予定をしている。
(その間のブログの更新はありません)
前回のブログでキャッシュフローの想定と現実の差異に対する対処するため、現実のキャッシュフローを記録する必要があること。

しかしながらキャッシュフローをすべて一円単位で正確に記録する必要はないということを述べた。

今回はその理由について述べたい。

よく考えてほしいのは、なぜキャッシュフローを記録する必要があるかということだ。

いいかえればその目的を遂行するためにキャッシュフローを記録する必要があるのであって、記録すること自体が目的ではないと考えているからだ。

ここで「いやキャッシュフローを記録すること自体が目的だ」という意見の方はこれ以降は読んでいただく必要はない。

ではキャッシュフローを記録する目的は何か。

私は以下のような考えをもっている。

キャッシュフローを記録する目的は、その差異分析を通じて、想定と現実の差異を認識し必用であるならば新たな想定をする、企業におけるPDCAサイクルの個人生活版、特にC(CHECK)、A(ACT)を回す為のものだ。
 *PDCAサイクル(ピーディーシーエー - 、PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。(Wikipediaより)

ブックキーパー(簿記担当者)の部門であるならすべての取引を正確に記録する必要があるが、こうしたPDCAサイクル特にP(PLAN)、C(CHECK)、A(ACT)を回す主体となるのは、経営戦略の企画立案部門となる。

経営戦略の企画立案部門が求められていることは、中期計画などの目標が達成できているかそのプロセスをチェックし、未達あるいは新たな変化があり計画を見直す必要があるのか、といった大局的な判断を速やかに下せる為の情報がありさえすればいいのだ。

情報がパーフェクトに整っていないことが判断の先送りを正当化する理由にはならないし、そうした判断の先送りは企業の存続につながる。

アーリーリタイヤにおいてより重要なのは、ブックキーパーであるのか「アーリーリタイヤ生活」という経営戦略の企画立案なのか、どちらとお考えであろうか?

目的と手段を混同してはいけない。

次回以降、差異への対処について考えてみる。
アーリーリタイヤするための必要な要素として、アーリーリタイヤ後のキャッシュフローを想定することが必要であることは以前に記載した。

それは現実に即した値とはいってもあくまでもアーリーリタイヤを想定する為の数値でしかない。

実際アーリーリタイヤしてみると、想定していたキャッシュフローと現実に費やした額との間には差異が発生する。

この差異についてどのように対処するか考えてみたいと思う。

しかしその前段階として

1.そもそもアーリーリタイヤ後のキャッシュフローについて想定していない
2.たとえ想定していたとしてもどんぶり勘定で項目別想定をしていない
3.現実に費やした費用について記録していない
4.同様に記録していたとしても勘定別でない。

というのであれば、この差異に対する対処を行いえない。

そしてこのように記載すると、それこそ費やしたキャッシュフローのすべてを細かく、それこそだいこん一本から一円単位で記録しないといけないと思われる方がいるかもしれないが、そのような記録が必要だといっているわけではない。

そのようなことは実際長期間続かないであろうし、そうしたことができないからといってアーリーリタイヤができないということではない。

ではなぜそうした記録が必要ないのか次回でのべる。


過去のブログで記載した通り(「運用計画その3(アーリーリタイアメントするには その18)」「運用計画その12(アーリーリタイアメントするには その27)」)で記載した通り、私は各資産の収益率が正規分布のベル型カーブを描いているとは考えていない。

ではなぜそのような考えるにいたったか。

1.ひとつにはマーケットに対する自分の経験がある。

私が働いていた1980年台半ばから2000年台半ばの約20年においてでも、資産価格が大きく変動しファットテールに相当する事態を何回も経験した。
例えば、プラザ合意ショック(1985年)、タテホショック(1987年)、ブラックマンデー(1988年)、サブプライムショック(2008年)などがその一例で、当時は「100年に一度の出来事」などといわれていた。
このようなわずか20年の間に「100年に一度の出来事」が何回も起こるのを体験していた。

2.またミクロの資産価格の変動におけるいわゆる「ジャンプ」の問題を認識していた。

オプションの基本的プライシングモデルにブラックショールズモデルがあり、このモデルでは原資産の価格は拡散過程に従う、すなわちその収益率は正規分布に従うという前提でオプション価格を算出する。
こうした前提で11980年台後半に日本でオプション市場が創設される際、プライシングモデルを作成したが、実際の市場で用いると原資産は正規分布には従わない、いわゆる「ジャンプする」ことを実際の経験から認識できていた。

このようなマクロ・ミクロにわたる経験から、単純に資産価格の収益率がストレート正規分布のベル型カーブに従うという前提をおき、それを所与としてアセットアロケーションを計算するというアプローチを盲目的に用いてはいけない考えるようになったのである。


10日前は東京でも大雪だったが、本日撮影した下記の写真のように春の足音が近づいている。

川津桜@丸紅本社前
川津桜@丸紅本社前

紅梅@三田台公園
紅梅@三田台公園

三田台公園では何匹ものうぐいすが紅梅の間をとびまわっていた。
ブログを再開するにあたって過去のブログ、特に2010年4月から2011年2月までのブログを読み返してみた。

おおよその内容に変化はないが、言葉足らずで詳しく説明した方がよい部分や当時と状況が変化している部分などが散見される。

したがってしばらくはこうした部分について記載していこうと考えている。


またしばらくぶりに自分のブログを読み返してみると、赤面するような文章をそこここに見つけることができる。

定期的に見返すということも自分の進歩につながる一手段と前向きに受け止めておこう。

まず最初に、なぜベル型カーブを前提とすることはよろしくないと考えるにいたったかを私の経験から記載していこうと思う。
私のブログが一日不作一日不食さんに「セミリタイアするにあたって影響を受けたブログ5選」に選ばれた。
自分の意見が他の人の行動に影響を与えることの重大さに気がひきしまる思いだ。

私はしばらくブログの更新を行わなかったが、それは以下の考えからである。

アーリーリタイアメントの基本的な考え方を一度まとめて記載してしまうと、基本的に記載することがなくなるのだ。

逆にいえばアーリーリタイヤメントの考え方を記載しつづけるということは、アーリーリタヤメントの考えがまだしっかりと固まっていないことと思えるのだ。

したがって一度自分の意見が固まっているのであれば、アーリーリタヤメントに関して記載することはなくなり、それでもブログを更新しつづけるということは、自分の日記的なものになってしまう。

またアーリーリタイヤメント以外について自分の意見を記載することも、自分以外の人からみれば、リタイヤした老人が世間に対してぶつくさ文句をいっているのと大して代わりの無いことにみえる。

実際私のブログもそのような傾向であった。

こうした状態になってきたのがいやでブログの更新を停止していた。

しかし最近ブログを再開したのにはある理由がある。

それは存在するということは、ただ「ある」ということだけでは存在していることにならず、「「ある」ということが認識され」て初めて存在していることになるということを再認識したからだ。

芸術や思想の世界で「再発見」されるのと同じだ。認識されようがされまいがその芸術や思想は存在しているのだが、それらが取り上げられ一般に認識されて初めて存在していたかのように取り扱われる。

私のブログが少なくともアーリーリタイヤメントという範疇で他の人に影響を与えているあるいは与えたいのであれば、それが「「「ある」ということが認識され」るようにしていきたい。

これが私がブログを再開した理由である。

ソチオリンピックが閉会されたが、皆さんはどのようにオリンピックをみられましたか?

「日本勢よく頑張った」とか「感動した」などという好意的な意見が一般的かと思いますが、興味をもてなくなったなというのが私の素直な意見だ。

もともとスポーツは、「早く」、「高く」、「強く」といった視点、またこれに「正確に」という点で捉えるものだと考えている。

こうした点はつまり人の主観というものを排除することができ、どのアスリートが一番かということに納得性をもたせることができる。

しかし今回のオリンピックに見られるように、「芸術性」や「様式(形式)」が順位を決めるポイントとなると、「再現性」がなくなってしまう。
本来同じ結果(パフォーマンス)なら、誰が何回やっても同じ順位になる必要があるのに、「芸術性」や「様式(形式)」が入りこむことによって、アスリートおよび審判の双方、誰が行ったかによって結果がかわってしまう。


オリンピックの商業主義が言われて久しいが、これではまるでスポーツではなく、ショービジネスの世界である。

またこうしたショー化を促進させているのは、感動を押し売りするメディアとそれを求める視聴者でもある。(浅田真央の実況を聞いて感動の押し売りに嫌気がさした)


私が興味をもてなくなったのは、こうしたショービジネスが堂々とオリンピックの主流になったからである。
今年の資産運用計画については以下の通りである。

現状、昨年の先進国株価の堅調及び新興国株価の軟調を受けて、先進国株式がオーバーウエイト、新興国株式アンダーウエイトになっている。
また1年間経過したことにより、現金(生活資金)が減少している。

したがって例年と同じく以下の点を実施する。

①生活資金金の確保
まず生活用現金の確保であるが、これは昨年1年間で使用した円資金を使
用前の水準にもどす作業である。
これについては相場観に関係なく資産を輪切りで売却して確保する。

②アセットアロケーション
次にパフォーマンスのほとんどを占めるアセットアロケーションである
が、相場観に基づくアセットアロケーション比率の変更は行っていない。

したがってアセットアロケーションで行うことは、昨年度の市場変動に
よって発生したオーバーウエイト・アンダーウエイトを基準アロケーショ
ンに戻してやるこだけであるる。
私の場合は、上述どお先進国株式オーバーウエイト、新興国株式アンダーウエイトトになっているので、この部分をニュートラルに戻すこだけである。

③銘柄選択
アロケーションの変更に伴う売買はインデックスファンドで行う為、個別銘柄を選択する必要はない。

以上で私の今年の資産運用方針の策定は終了である。

今年も例年と同じく時間にして1時間もかからない面白味もない機械的な作業である。

一度熟考してポートフォリオを構築してしまえば、年々の資産運用計画というのはこの程度で充分なのである。


アーリーリタイヤ後の生活資金の源泉について尋ねられた場合、資産運用で行っていると答えるしかないのであるが、このように答えた場合デイトレーダーの様に画面に張り付き一日中売ったり買ったりしていると思われがちである。

このように思われること自体が、残念ながらアセットアロケーションでパフォーマンスの80%以上決まるという「資産運用」の常識が理解されていない証明でもある。

趣味としてのアセットアロケーションの変更や銘柄選択を否定するつもりはないが、それはあくまでも趣味でしかない。

私は、そうした趣味に有限の時間を費やすつもりは全くない。

既に2月に入ってしまったが、今年の資産運用計画について記載する。

その前に昨年の運用環境であるが、世界株式は15%程度の下落であった(MSCI AC WORLD IMI USDを円ベース換算)。特徴(ローカルカレンシーベース)として見て取れるのは、ここ数年堅調であった新興国株式が下落する一方、米国株はほぼトントン、欧州株は財政問題で下落、日本株はあいかわらず低迷という状況である。

この結果私のポートフォリオは株式アンダーウエイト・非株式オーバーウエイトになった。

これをうけて2012年のポートフォリオであるが考え方は以下の通りとした。

①生活資金の確保
まず生活用現金の確保であるが、これは昨年1年間で使用した円資金を使用前の水準にもどす作業である。
これについては相場観に関係なく資産を輪切りで売却して確保する。

②アセットアロケーション
次にパフォーマンスのほとんどを占めるアセットアロケーションであるが、これまでのアセットアロケーション比率を変更する必要ないと考えている。

過去に何回か記載したとおり、アセットアロケーションのベースになる期待収益率・標準偏差・相関係数はベルカーブ型を想定していないので、そもそもアセットアロケーションが単年度で変化することはありえないのである。

昨年度の株価状況や今年の世界経済見通しによって運用計画特にアロケーションを変えることは、たとえ各資産クラスにインデックス運用を採用していたとしても、最も収益に影響を与える部分でアクティブ運用を行っていることにすぎないのである。

したがってアセットアロケーションで行うことは、昨年度の市場変動によって発生したオーバーウエイト・アンダーウエイトを基準アロケーションに戻してやることになる。
私の場合は、上述どおり株式アンダーウエイトになっているので、この部分をニュートラルに戻すことが必要になってくる。


③個別資金
次に個別銘柄であるが、私の場合ほとんどがインデックス運用であるため、どの銘柄という判断ははいらない。
考えるべきはどのようにインデックス運用を行うかである。具体的にはどのETFあるいは先物を用いるかということである。
この際考慮すべきは、コストとインデックスのカバー範囲である。
この点からは、昨年カバー範囲が変更されたバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)の利用価値は高そうである。

④実施時期
方針策定後速やかに、具体的には1月中に実施


以上で私の今年の資産運用方針の策定は終了である。
非常にシンプルで時間にして1時間もかからない作業である。
一度熟考してポートフォリオを構築してしまえば、年々の資産運用計画というのはこの程度で充分なのである。

また実際のオペレーションも上記の予定通り、1月中に完了することができた。