学資保険は、しょせん保険に過ぎない。インフレに弱いのだ。教育費は最もインフレの傾向が強いと思っている。
学資保険よりも貸与型奨学金を利用したほうが良い。
なぜならば、「借りる」のは「お金」だから。
くどいようだが、インフレの時代。つまり「借りた物」の価値が、「時間と共に下がり続ける」から。それに奨学金には「返済猶予」などの制度もあるし。
自治体や企業などの支援を得られる場合もあります。
学資保険は、しょせん保険に過ぎない。インフレに弱いのだ。教育費は最もインフレの傾向が強いと思っている。
学資保険よりも貸与型奨学金を利用したほうが良い。
なぜならば、「借りる」のは「お金」だから。
くどいようだが、インフレの時代。つまり「借りた物」の価値が、「時間と共に下がり続ける」から。それに奨学金には「返済猶予」などの制度もあるし。
自治体や企業などの支援を得られる場合もあります。
円でも外貨でも、キャンペーン金利があったりします。
2000年ごろだったと思います。キャンペーン金利に乗せられて、外貨預金を組んだ人がいました。
その外貨預金が元本を回復できたのは2021年ごろだったとか。ちなみにキャンペーン金利の期間は3か月でした。最悪のタイパですね。
財務省から、5月発売の個人向け国債の利率が発表されています。(いずれも税引前です)。
☆10年変動…0.84%
☆5年固定…0.83%
☆3年固定…0.66%
いずれも「4月発売」に比べると、知れッと「利下げ」していますね(笑)。
10年変動の個人向け国債の利率は、半年ごとに見直されます。もし、今後、利上げを見込むなら検討の余地ありかも知れませんが…消費者物価指数は3%ですからね。
5月販売の10年新型窓販国債(=新型窓口販売国債)の利率は固定1.4%です。これは魅力的な数字なのでしょうか?例えば、定期預金と比べた場合、10年固定や5年固定でも、なかなか無い利率でしょう。キャンペーン金利なら、あるかな…??
ところで、この10年の新型窓販国債ですが、購入する時は額面100円に対し、101円50銭の募集価格です。どういうことでしょうか?
この国債を、例えば、額面100万円分を買うことにしましょう。まず「1,015,000円の購入価格」です。そして、10年後の満期時には額面「1,000,000円が戻ってくる」という意味です。購入価格と満期時の差額だけを考えると「元本割れ」ですね。そこで、購入から、満期時までの間、もらえる利息だけを以て、利益を考えるのです。
その結果、利率1.4%に対して、さっきの「差額の元本割れ」を含めて、損益を計算すると、「年利回りは1.228%」ということになります。そして、さらに。利息は受け取りの都度、税金が差し引かれます。税金分まで計算した、「実質の年利回りは0.947%」ということになります…国債はNISA対象外ですから。
どうでしょう?10年新型窓販国債の利率1.4%は魅力的ですか?
外貨預金を扱っている金融機関があります。
外貨預金は、必ずしも「円預金よりも高金利」とは限りません。
為替変動による為替リスクがありますし、TTSとTTBもあります。
TTSとは「円⇒外貨」にするときのレートです。は
TTBとは「外貨⇒円」にするときのレートです。
ちなみに、TTMもあります…インターネットやニュース等で報道されるときのレートです。
TTS>TTM>TTBという関係です。
なお、TTMは報道されるときの数字ですから、「金融機関による違い」はありません。
しかし、TTSやTTBは、金融機関が独自に設定しています。ですので、金融機関が異なれば、TTSやTTBのレートが異なることもあり得ます。
また同じ金融機関でも、通貨によってTTSやTTBが異なります。
そして同じ金融機関&同じ通貨でも、チャネル(=ネットや窓口)によって異なることがあります。
外貨預金を利用する場合、為替変動やTTSとTTBの差についても考慮しなくてはなりません。
ちなみに、外貨預金は預金保険の対象外です。
定期預金を、満期を待たずに解約した場合、「普通預金の利率」とされる場合があります。
一律に「普通預金の利率」という金融機関もあれば、「中途解約利率と普通預金の利率を比べて、どちらか低い方」という金融機関もあります。
定期預金は預け入れ期間が長いと利率が高くなるのが一般的です。しかし、長く預けておくつもりではあったものの、「満期を待たずに、お金が必要になった」とか、「もっと高利率な預金があった(=いわゆる預け替え)」等で、中途解約してしまう場合もあるでしょう。
中途解約利率と普通預金の利率の、どちらが適用されるかは、知っておくと良いかもしれません。
さて、昔、こんな人がいました。
「どうしても、まとまったお金が必要になった。しかし、ここまで地道に貯めてきた定期預金を崩したくない」と仰る方は、何と、「必要なお金」をカードローンで賄ったのです。この定期預金の利率は(当時)0.02%、カードローンの貸出金利は14%…これは比べるまでも無いですよね。こういう判断は、いかがなものでしょうか?
定期預金の中途解約利率の適用。
例えば、ゆうちょ銀行の規定では、『預入の日の通常貯金の利率を下回らない
ものとします。』とあり、中途解約利率は60%を目安としています。
一方、イオン銀行では預け入れ期間「6か月未満」では、「普通預金か、約定利率20~10%のいずれか低い方」を適用するとあり、「6か月以上」では「約定利率70~10%」を期間に応じて適用しています。
「金利ある」世界となりました。特に、預け入れる額が大きいと、利息の額も、それなりになろうかと思います。定期預金を上手に活用したいですね。
満期前に定期預金を解約(=定期預金を下ろす)する場合、中途解約利率を適用されてしまうことが多いと思います。定期預金は中途解約利率を適用されても、「元本額は保証されて」いますから、ご安心を♪。
この定期預金の中途解約利率は、大きく分けて3パターンあるようです。
1.約定利率の〇%を適用する。
2.普通預金の利率を適用する。
3.以上の1.か2.のいずれか利率の低い方を適用する。
次回以後、詳しく見ていくことにしましょう。
先月下旬、日銀が金利の据え置きを発表しましたね。今後、トランプ関税の影響で、景気が悪くなるすると、日本の金利はどうなるのでしょうか?
「それでも、日本の金利は、これからも上がり続ける」と思えば、定期預金の預け入れ期間は1年くらいとするか、若しくは変動金利にするか。
「日本の金利は、恐らく、ここいらで打ち止めか、むしろ下がるかも知れない」と思えば、定期預金の金利は3年から5年の長いものにするか。
もし、迷うのなら、「1年の定期預金」と「5年の定期預金」の両方にする、とか。
さぁて、どうしましょうか?
最近、とみに増えているのが「金銭信託」のネット広告。
元本保証も無ければ、預金保険の対象外でもある。
そしてNISAの対象外。
魅力は預金に比べて、目標としている利回りが高いこと。
さぁて、どうする?