高額療養費の穴 | 名もない 社労士・FPのブログ  めんどくさがりやの家計術

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皆さま、こんにちは。
社会保険労務士の中村真里子です。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございますニコニコ

高額療養費については何度もこのブログで書いています。
これまでの記事についてはテーマの「高額療養費」のところを
ご覧下さい。

昨日いちのせさんの講演を聞いてまして
気になることがありました。

いちのせさんはかかった医療費を全部公開されていました。
そこで気になったのは
6万円台や7万円台の金額がゴロゴロ見えたことです。

これも何度も書いていることですが
「高額療養費」の70歳未満の一般の区分に入る人の計算式は

80,100円+(医療費総額-267,000円)×1%

です。

つまり80,100円に到達しないと「高額療養費」は
使えないということです。


これも何度も書いていることですが
「高額療養費」には「多数回該当」と言って
最初の3回は最低80,100円を払うことになりますが、
4回目からは44,400円になります。
長く治療を続けておられる方ですと44,400円を
毎月支払うことになるわけです。


昨日のいちのせさんはこの基準に当てはまらないため
毎月6万、7万と支払わなければならないということです。

これは結構キツイなと思います。
44,400円でも結構な負担だと思うのですが、
毎月6万や7万も支払わなければならないのは
家計には大打撃です。

但し、この区分、現在は3区分なのですが、
これをもう少し増やすという改革が検討されているようです。
期待しています。





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