がんとお金 | 名もない 社労士・FPのブログ  めんどくさがりやの家計術

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家計管理と資産形成にちょっとした知恵を。

皆さま、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの中村真里子です。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございますニコニコ

今日神戸に行ったのはこのセミナーを聞きたかったためです。
「おもろく生きよう! ガン告知、その時あなたは?!」
セミナー講師はFPのいちのせかつみさん。

関西の方ならテレビやラジオでお馴染みの方も多いと思います。
私はテレビやラジオのいちのせさんは知らなくて、
お名前だけ知っていました。

もちろん内容も聞きたかったのですが、
いちのせさんの話術というものも勉強してみたかったのです。
やはり関西人らしく笑いを散りばめ
こういうテーマでも決して湿っぽくならなかったのはさすがでした。

いちのせさんは2011年に大腸がんの告知をされ、
手術、抗がん剤治療を経験されました。
今は一応抗がん剤治療も終了されたとのことです。

聞いていますと私もがん患者として
確かにと思うことが多々ありました。

例えば私は手術をすれば抗がん剤治療はしなくていいと
考えていました。
いちのせさんもそういう考えだったそうです。
しかし、実際は切ったら終わりではありません。
手術してその後は経過観察で済んだという話も
聞くことはありますが、
それは早期かたまたま運がよかったのではないかと思います。

そしてお金に対しての考えも共感するところが多かったです。
今、日本人の2人に1人はがんになる時代だと言われています。
その確率で言えばがん保険に入っていればよかったと。
いちのせさんもがん保険には加入していなかったそうです。
そしてやはりがんと診断されたときに一時金がもらえる保険が
ベストだとも言われていました。

私も経験上それは言えます。
私もがん保険に入っていて診断一時金が入っていれば
こんなに治療費で苦労することはなかったと思います。

いちのせさんががん治療でかかったお金は100万円弱だそうです。
私もそれくらいはかかっています。
なんせ私の場合は3年以上ですから。

いちのせさんは病気のために貯金をしていたそうですから、
個室に入るということもできたそうですし、
今は「超高濃度ビタミンC点滴治療」という民間療法も
されているそうです。
これも1回、万単位のお金がかかっています。

民間療法を勧めて下さる方もいらっしゃるのですが、
私にはとてもできる余裕はありません。
抗がん剤も正直言ってやめたいぐらいです。
この費用を仕事につぎ込めたらどんなにいいだろうかと
いつも思っています。
先日も医師に今の抗がん剤は徐々に効かなくなっていくから、
もっと値段の高い抗がん剤に替えようと言われ愕然としました。

今回のブログで私は綺麗事を書く気はありません。
はっきり書きます。
お金があれば選択肢が増えます。
がんになったら自分の生活は耐えられるか
考えてみて下さい。
私は失敗例です。




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