山一證券の思い出 | 名もない 社労士・FPのブログ  めんどくさがりやの家計術

名もない 社労士・FPのブログ  めんどくさがりやの家計術

家計管理と資産形成にちょっとした知恵を。

皆さま、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの中村真里子です。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございますニコニコ

先日、足利銀行が再上場するというニュースを聞いて
そう言えば昔、足利銀行って「アシカが‥」とかいう
CMやってたよな~としばし懐かしい想いに。

その当時はバブル経済の真っ最中だったんですよね。
銀行のCMもバンバン流れてました(歳がわかる;汗)。

その頃私が衝撃的だったのは
山瀬まみさんがやっていた「住友金属」の
「柔らかアタマしてる?」というCMでした。

何が衝撃的だったかと言えば
「住友金属」という一般ユーザーに関係のない企業が
当時バラドルと呼ばれていた山瀬まみさんを使って
バンバンCMを流していたからです。
そのCMを皮切りに普段私たちが馴染みのないような企業の
CMがかなり流れていたような覚えがあります。

これ、実は学生を採るためのCMだったそうです。
当時はバブル期で売り手市場。
とにかく優秀な学生を採るために
CMでイメージ戦略をしていたわけです。
今では考えられない時代ですね。

さて、タイトルの「山一證券」です。
これも今の若い方はご存じないでしょうか。
四大証券の一角と言われていた企業です。

私が初めて証券口座を開いたのが
「山一證券」です。
別に勧誘されたとかではなくなんとなくです。

最初に預け入れたのは「中期国債ファンド」でした。
積立預金の感覚で給料が出れば預けていました。

私は末端の利用者だったからだと思いますが、
「山一證券」にこんな商品を買いませんか
と言われたこともなくそこもすごくよかったし、
窓口の女性も感じがよかったです。

ある日山一が倒産という記事が日経新聞に出ました。
あわてて山一の支店へと行きました。
店にはお客さんが溢れていましたが、
不思議と怒声を上げるお客さんはありませんでした。
窓口の女性達は必死で対応していました。
きっと彼女たちにしても寝耳に水だったに違いありません。
山一がつぶれるなんて想像もしませんでした。

実はこのとき感動したことがあったのです。
中年の女性が一生懸命窓口の女性をなぐさめていたのです。
それに対して窓口の女性は泣いていました。
他にも従業員の女性と一緒に写真を撮っているお客さんも
いました。

私には今でも「山一證券」はいい企業だったという
想いしかありません。
それ以降こんな気持ちを感じた金融機関はありません。



☆彡 プチ読書メモ ☆彡

歴史オンチの私が本屋で見かけて読んだ本です。
すごくよかった。
いい言葉がいっぱい。


覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)/サンクチュアリ出版

¥1,575
Amazon.co.jp



11月にセミナーやります!
詳しくはブログの向かって右側をご覧下さい。



 アメンバーさん引き続き募集中です。
  こちらをご覧下さい。