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沼津でFP啓蒙<ファイナンシャル・プランナーの覚悟

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前回は、自分や他人の言動レベルの2大尺度の内、
「思考開放度」についてお伝えしました。


今回は、「感情解放度」についてお伝えします。


よく、「ポーカーフェース」という表現を使いますね。


ポーカーゲームの最中に、自分の手札を見て、
ついついほくそ笑んだり、
逆に悔しがったりして、
自分の感情を表情に出してしまうと、
相手にまさに手の内を読まれてしまいますね。

だから、自分の手の内に一喜一憂することなく、
つねに無表情であれば、
相手は手の内を測りかねて楽に勝てません。


この無表情、ポーカーフェースの人のことを、
「感情解放度が低い」と定義します。


逆に、常日頃から笑いや悲しみ、怒りを露骨に表現する癖のある人のことを、
「感情解放度が高い」と定義します。


「感情解放度が高い」人は、その人の感情レベルを周囲の人が察知しやすいので、
とても付き合いやすいとの評価につながりやすいです。


ジェスチャーが大きく、椅子に腰掛ける時に、脚を組んだりしてリラックスした姿勢を好みます。


「感情解放度の低い」人は、その人が何を考えているのか、

今の感情レベルはどうなのか、
怒っているのか、そうでもないのか、
喜んでいるのか、つまらないのか、


周囲の人からは察知しにくくて、
とっつきにくいとの評価につながりやすいです。


ジェスチャーは比較的小さく、端正な座り方、背筋をピンとした姿勢を好みます。


以上で、「ソーシャル・スタイル」を学ぶ前の4つの前提についてお伝えしました。

第4の前提「思考開放度」と「感情解放度」


最初に、「思考開放度」についてお伝えします。


あなたは、他人にあることを伝えるときに、
「あれこれは・・・・・なんだ。」
「なになに・・・・・してください。」

と言いますか?


このような言い方を「断言的」「断言する言動」と言います。


あるいは、
「あれこれは・・・・・なんだろうかね?」
「なになに・・・・・してくれませんか?」

と言いますか?


このような言い方を「問いかける言動」と言います。


「断言する言動」をする傾向のある人は、自分の考えをはっきりと言い、周りの人たちを自分の望む方向に向けようとして
断言的な言い方をする習慣が有ります。


グループ討議の中で、必ずリードしようとする人たちが出てきます。

そして、多くの場合に「断言的な言動」でリードしようとします。


声の大きさも比較的大きく、口調もはっきりしています。
てきぱきとした話し方です。


この様な話し方を、「思考開放度が高い」と定義します。



「問いかける言動」をする傾向のある人は、自分の考えを控えめに表現して、周囲の賛同を得ることに努力します。

したがって、断言的な言い方はせず、周りに問いかけて控えめな主張をします。


声は比較的小さく、口調はやわらか、
物腰が低い話し方です。


この様な話し方を、「思考開放度が低い」と定義します。


もちろん、中間的な話し方、「思考開放度が中間」的な傾向の方もいらっしゃいます。


ここで気をつけたいことは。
「思考開放度」の高い、低いは尺度でありますが、

「高い」、「低い」と良し悪し、善悪の尺度とは無関係であることです。


あくまでも、その人の言動レベルでの「癖」であり、
その人の「安心領域」、「ソーシャル・スタイル」なのです。


自分や、相手の「ソーシャル・スタイル」が違う、同じということであり、
他意のない習慣だということです。


次回は、「感情解放度」についてお伝えします。

第3の前提「認知される言動」


心理学では、人間の思考、感情、言動を同心円で表現するとき、
一番内側の円に思考、
真ん中の円には感情、
外側の円に言動

を割り当てます。


人間の性格を3つの同心円で表して、
内側から、
思考の輪、
感情の輪、
言動の輪
と名付けています。


内側の円(思考の輪)はその人の内心、考え、思考、価値観が存在し、
その思考なりに基づいて感情が生まれます。

その人の感情(感情の輪)は他人からは見えません。
本人だけが知ることができます。


しかしながら、その感情に基づいて言動(言動の輪)が生まれ、
その言動を通じて、
その人の感情を推し量ることは可能です。

笑い顔を見ることで、
その人の感情レベルがゆったり、余裕を持っている状態だと判断できますね。


怒り顔や、モノに当り散らす行動を見れば、
その人の感情レベルが余裕のない、ストレス状態だと判断できます。


思考や感情はその人の内なる世界のことで、
周りからは推量することはできても、
正確に知ることはできません。


私たちは、他人との交流において、
他人の考え方や、感情を色々なサインを手がかりに
推し量っているに過ぎないのです。


ソーシャル・スタイル理論では、
対人関係を理解する鍵としては、
想像でしか推し量ることができない思考や感情は対象とはせずに、

自分の目や耳で捉えることができる言動のみを対象にします。


言い換えれば、
他の人の個性、知性、価値観、能力、意志といったものを対象とせずに、

自分の目や耳で認知できる言動のみを対象にします。

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次回は、第4の前提、「思考開放度」と「感情開放度」についてお伝えします。