確定拠出年金に注目が集まっている(!?)今、その理由を知っておこう!! | FPパパの子育て&お金のはなし

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2児のパパでもあるファイナンシャルプランナー(FP)廣江淳哉が書く子どものおこづかい日誌(育児日誌)、子育ての気付き、節約術、おすすめの本などについてのブログです。

■確定拠出年金に注目が集まっている(!?)今、その理由を知っておこう!!

 

この2週間ほどは、とある専門書の原稿執筆に集中していたファイナンシャルプランナー&社会保険労務士の廣江 淳哉です。

 

さて、巷では・・・と言いたいところですが、世間ではどれだけ関心が高まっているのか分かりませんので、金融業界や「FP界(←こんなのあるのかな(笑))」では確定拠出年金への関心がかなり高まっています。

 

「○○投信の商品が☆☆証券の確定拠出年金の商品に入る」とか、「◇◇証券が確定拠出年金の手数料を下げる」とか、「個人型確定拠出年金の愛称が“iDeCo(イデコ)”になった」とかとか・・・。

 

「???」という方もいらっしゃるかもしれませんが、なぜ金融業界やFP界でこんなに確定拠出年金が話題かというと、来年1月から、現在は確定拠出年金に加入できない専業主婦や公務員の方々が確定拠出年金に加入できるようになり、千数百万人の方が加入対象になるということで、金融業界は大いに盛り上がっているわけです。

 

FPとしましても、定年後の資産形成方法に選択肢が増えるわけですので、大変注目をしています。

 

ただ、ここで是非とも知っておいていただきたいことは、なぜ確定拠出年金に入れる人がこんなにも増えるのかということ。

 

その答えは、確定拠出年金が自分で備える年金であるという特性を考えると見えてくると思います。

 

国が個人で定年後に備えらえる制度を拡充しているということは、やはり公的な年金(厚生年金や国民年金)が苦しいということです。

 

厚生労働省の「国民年金及び厚生年金に係る財政の現況及び見通し-平成26年財政検証結果-」によりますと、このままだと確実に年金は減るとシミュレーション結果が出ています。

 

どれぐらい減るかは、今後の日本経済や人口の推移(出生率・平均寿命)によりますが、経済がそこそこ良く(ケースC)、出生率や平均寿命も想定の真ん中ぐらい(中位推計)だとしても約30年後の2043年には現在の水準よりも約19%年金が減る見込みです。

 

現在、年金をもらっている人も、年金だけでは足りずに貯蓄などを切り崩していると言われているのに、まだ先にもらう我々現役世代が引退する頃には、国の公的な年金だけでは到底生活できない時代になっている・・・ということです。

 

というわけで、確定拠出年金でなくてもいいのですが、定年後に向けた老後の資産形成も個人で行っていく必要がある時代だということですので、しっかりと計画的な積み立てをしていきましょう!!

 

ご参考までに、今回の確定拠出年金を含め、「定年後資金・年金」というテーマでこちらにもいくつかブログ記事を書いていますので、興味があるという方は、こちらからご覧ください。

 

※当ブログのテーマ「定年後資金・年金」記事一覧ページはこちら。

http://ameblo.jp/fp-hiroe/themeentrylist-10027922732.html

 

 

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