■ガン保険の3タイプ
昨日のブログでガンの治療と健康保険制度 について書きましたが、治療費が高額になることもあるガンに備えるべくガン保険に加入をされている、あるいは加入を検討されているという方も多いいのではないかと思います。
そんなガン保険ですが、大きく分けると3つのタイプに分かれると思います。(各タイプの名称は私が勝手に名付けただけです。)
①基本保障タイプ
②充実保障タイプ
③一時金タイプ
①の基本保障タイプのガン保険の特徴としましては、ガンと診断された際に100万円など一定の額が支払われる診断給付金と、入院1日あたり10,000円の保障が無制限にされる入院保障、手術の際に給付金が出る手術保障などがあります。
ここで押さえておきたいのが医療保険との違い。医療保険も入院した際に保障が受けられるのですが、医療保険の入院保障には入院日数に60日や120日など制限があります。仮に60日型の医療保険に加入していて、ガンの治療で90日入院したとすると、最初の60日は入院給付金がもらえても、61日目から90日目までの30日間は保障されません。ただ、ガン保険ですと上述の通り、入院日数は無制限というものがほとんどですから、90日入院しても120日入院しても1年入院しても、ずっと入院給付金が支給されます。
②の充実保障タイプのガン保険というのは、①の基本保障タイプのものに、通院での治療にも通院給付金が出たり、抗がん剤治療を受けた月は10万円支給するといった抗がん剤治療保障がセットされている保険です。
ここで押さえておきたいのは、昨日のブログにも書きましたが、抗がん剤など「切らず」に治療する方法も増えてきたことから、それほど入院せず治療をするというケースも増えてきているということです。ですので、そういった治療の費用にも備えておこうというわけですね。
③の一時金タイプのガン保険は、①や②のような入院したらとか通院したらとかではなく、ガンと診断されたら300万円とか500万円とか、毎月10万円を5年間とか、まとまった金額が払われるというものです。
ここで押さえておきたいことは、まとまったお金を受け取れると、治療費はもちろん、セカンドオピニオンを聞く費用や遠方の医療機関へ治療に行く交通費・宿泊費、あるいはカツラ・健康食品・サプリメント等の費用、気分転換の旅行代など、幅広く自由に使えるということです。
私がガン保険のご相談をいただいた際には、お客様の要望に合わせて①~③のタイプの保険から複数のタイプの保険を見てもらうようにしています。
皆さんならどのタイプのガン保険がいいと考えますか?そして、既にガン保険に入られている方はどのタイプでしょうか???
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