『誰』がお客様かわかった瞬間
実は当オフィスの12月はかなり時間が空いています。昨年は早くも大掃除をしていましたし、クリスマスカードも書き終えてました。
まさか今年は。。。あれだけ忙しかったにもかかわらずやはり今年も突然の『おひま』状態。
今年も大掃除を終え、クリスマスカードを書き終え、部屋の模様替えが終わりました。
少しおしゃれにLEDライトに変えてみました。だがまだ11月の末。12月はどうするんだ?
次にやったことはHPの手直しです。お問い合わせのところに予約カレンダーを装着してみました。
問い合わせ&予約カレンダー
まだ時間があるので経理をしてみました。全部終わって『おっ利益出てる!』と思ってみてたがまだ時間がある。
書き終えたクリスマスカードをみていると今までのお客様の顔が浮かんできます。このお客様は大変だったななどそれぞれの物語を思い出します。
泣きながら電話してきた人あり、疑いながら話してきた人あり、あまりにも深刻な話だった人あり、人生いろいろですね。
その時です。『あっ!』と思ったのです。私のお客様にはある特徴があったのです。
そうなのです。これが『当オフィスのお客様』だとわかった瞬間です。会社には経営理念があり、利益をあげることにより会社が存続することを目的としています。
仕事は『誰』のために存在するのか、それはその人を『どの様に』幸せにしているのか?
この誰がわからなかったのです。単純にお客様の8割は公務員の方なので『誰』は公務員かと思ってました。
でも違うことに気がつきました。結果として公務員が多かっただけでした。
当オフィスのお客様は『違和感』を持った人なのです。
違和感を持てるのも能力
『違和感?』と思うかもしれません。でも違和感を感じる人は能力が高い人なのです。こんなにおかしなマイホーム購入や生命保険でも違和感すら感じない人がほとんどだからです。
例えばある人はハウスメーカーのセールスに提携の住宅ローンを強く勧められたので『なんでこんなに金利の高い銀行で借りないとダメなの?』と違和感を感じて相談に来店しました。
またある人はネット銀行を使いたいといったら無理と言われたことに疑いを持って来店しました。
そしてある人は相続で妹の言うことに違和感を感じて相談にきたら『全部』妹に都合がいい話になっていたり、です。
そう、しっかりと違和感を感じてそれをお金を使ってでも解決しようと考えるインテリジェンスの高い人、それがお客様だったのです。
単純に違和感も感じない人は金利が高かろうと提携ローンを使って住宅購入していますし熊本ではそれがほとんどです。
違和感を解消すると希望が見える
こういったお金を払ってでも『違和感』を解消しようとするインテリジェンスが高い人はやはり鋭いです。
その違和感が結構その問題の根幹だったりします。例えばネット銀行を使えば無駄のないローンが組めるが自分ではできないと相談してくるのです。
この『違和感』の解消が私の商品でもあることにようやく気がついたのです。この『暇』な時間が最大の成果だったりしたのです。
つまり違和感を感じない人は相談にこない、ということ。FPに相談をする必要性もないのです。そう、必要性0ではなくナッシングです。
次にこういうインテリジェンスの高い人が求める答えのレベルが高いことです。それに答えるにはやはり勉強が必要と言うことです。
勉強と言うとすぐに金融のこと、FPのことと思うかもしれませんがそうではありません。お金のことなんて知っていて当たり前、それがFPだからです。
そうではなく勉強するのは学問と言うより『人生』かもしれません。お客様は私の知識だけではなく目に見えない『経験』や『思考』『視点』『戦略』だからです。
まだ11月、、、
さて12月はどうするか?と言うことで東京にいって勉強してこようかと思います。いろいろな人と会って話してこようと考えています。
人との出会いだけが人生を変えます。お客様と私との出会いもそうですが私も人と会って化学反応してくることが求められています。
そしてもっといろいろな『違和感』を感じたり持っていたりする人の役に立てるよう勉強してこようかと思ってます。
=============
人生は人の出会いでしか変われない
永野FPオフィス FP永野 修
熊本市中央区水前寺4−54−21
0120−929−943
=============