きれいごとはどこまで通用するか
先日ある方からこんな質問を受けました。『仕事で1番大事にしていることはなんですか』
こんな質問をされた時あなたはなんて答えますか?ちなみに私の答えはこれです。
『きれいごとで行こう!』です。
効率性や数字至上主義を求める結果でしょうか、お客様が知らないということをセールストークを駆使して販売したり出し抜いたりしているのを見すぎた結果かも知れません。
知らないのでしたら教えてあげるのが筋かと思うのですがそう人から言わせるとそれは『きれいごと』のようです。
他人より自分で自分が儲けることさえできれば人と縁が切れようが何言われようなそれは仕方がないこと、そんな風潮が見て取れます。
それはおかしくない?というと『きれいごと』で生きていけるわけないだろと反対にバカにされそうです。
それでも仕事は『きれいごとで行こう!』なのです。
住宅購入の現場、いや保険や証券などの金融商品販売ではむしろされが当たり前なのかと錯覚するほどのシーンをいやってほど見せつけられます。
いいや、私の言っていることがきれいごとというならそれでいいよ。そんな気になるのです。
販売の現場より相談の現場
FPを見てもそうですが多くの人は販売の現場にいます。それはそうです。ほとんどが保険屋さんなんですから。
パレートの法則を大事にしている私は8割の人が販売の現場にいるのであれば2割がやっていること、そう、相談の現場にいようと決めたのです。
知らないで困っている人がいれば教えて『幸せ』を追求してもらうのです。だからセールストークとは無縁の世界でいることができるのです。
ある保険会社のセールスに言われた言葉が今でも耳に残っています。
『無謀だね』
言われた時は『今に見てろよ』と思いましたが保険屋さんからしたらきっとその通りだなと今では思います。『それで稼げるの?』ですからね。
でも『稼ぐ』ことが本当に幸せなのでしょうかね。確かにお金は必要です。お金がなければ生き残れないですから。
でもお金はある程度あればいいしそれ以上に人に囲まれて生きていたい、金融で困っている人がいれば助けてあげたいのです。
溺れそうになっている人に藁を売るようなことをするのは性格的にできないのです。
きっとこれも『きれいごと』でしょう。
しかしながらFPとして保険屋さんが嫌いでもハウスメーカーのセールスが嫌いでもないです。
彼らには彼らの仕事があり生活があるからでそれは尊重しています。人としてはそんなに変な人ばかりではないです。
ただきれいごととして『困っている人』は助ける。お客様の望むものを教える。またはそれ以上に価値のあることを教えるをやって生きたいと考えているだけです。
問題はそれが仕事として成立するのか、と言う問題です。そう、相談料をいただけるFPになれるかと言う私の問題なのです。
今週は時間があったのでお客様の顔を浮かべながらプランを作成したり資料を作ったり、自社の経理をしたりしています。
7ヶ月経ってまだ黒字なので思わず笑ってしまいました。『きれいごと』で生きてるじゃん!!
昨年のことを考えると12月は暇かも知れません。昨年は12月に入ってすぐに大掃除をしてクリスマスカードを書いてました。
あと20日どうしよう、もう休みに入ろうかなと思ってたら20日から年末までめちゃくちゃ忙しくなりました。
今年はどうでしょうか。時間があるなら年末東京で勉強する予定にしています。まとまった時間がある時しかできないことがありますからね。
開業して7年と7ヶ月。社是『きれいごとで行こう!』は今のことろ『行けて』ます。きれいごとで仕事をしている仲間がいることもわかり一緒に仕事をするようになりました。
あなたの幸せはなんですか?
幸せ=お金ですか?
幸せ=成功ですか?
それは『きれいごと』の辞書にはないのですがどうなんでしょうね。
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人生は人の出会いでしか変われない
永野FPオフィス FP永野 修
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