ハウスメーカーで作ったライフプランの注意点 | 助太刀いたす!熊本で唯一の住宅ローン専門FPオフィス

ライフプランの注意点

 

めっきり朝晩は冷えるようになってきました。夜に街をあるけばすでにクリスマスの飾り付けを見つけることができます。

 

今年もあと1ヶ月半です。早いものです。半壊にて解体した我が家の見積もりもようやく出てきていよいよ動き出しました。

 

38坪の設計なのである程度の金額は覚悟していましたがいろいろ入れすぎました。少し修正が必要なようです(笑)

 

ライフプランとにらめっこしながら再度、外構や外壁を見直そうかと思っています。

 

外壁を光セラにするか親水にするか、キッチンはオーダーなのですがどこまでやるかなどまだまだ考えることは多そうです。

 

ライフプランといえば今年は本当にたくさん作成しました。毎月結構な数を作っていますが作り方はお客様の数だけあります。

 

最近では工務店やハウスメーカーなどでも資金計画と銘打って作成しているところがあるようです。

 

本日はお客様から質問があったことを書いてみます。

 

『ハウスメーカーでつくるライフプランってどうなの?』です。

 

今やマイホーム購入の常識

 

いつも思うのですがマイホーム購入でお客様にリスクを背負わせないためにはハウスメーカーに突撃する前にライフプランを作成して欲しいと思っているのですがどうもそうはなりません。

 

当オフィスに相談にくる方も多くは不動産屋、ハウスメーカーに行ってから『何かおかしい!』と違和感を感じてから連絡です。

 

ライフプランなしのマイホーム購入なんて作戦なしに突撃するようなものです。しっかりと作戦を立ててから上手に購入して欲しいものです。

 

ですがライフプランは作ればいいというものでもありません。あるプランをみると『あれ?』と思うこともあります。

 

そこで自分でつくる方もハウスメーカーでつくる方もいると思いますがどこに注意すればいいのか。注意事項は大きく3つになります。

 

 

1、収入

 ここの記入する数字は年収ではないです。可処分所得です。年収の金額を私たちはもらっているわけではないので実数に近づける意味でも年収はダメです。

 

 可処分所得は年収から社会保障費(年金保険料・健康保険料)と税金(所得税・住民税)など受け取れない金額を差し引いて作ります。

 

 ここが年収だと多少大きな金額でも大丈夫なように見えますが実際の受取金額ではないのでそれを間に受けて購入すると大変なことになるわけです。

 

2、支出

 ここが最大の注意かもしれません。つくるときに1番悩むのはお客様が把握していない『不明金』の存在です。

 

電話代・光熱費・保険料・家賃・自動車関連費などはほぼ把握できているのですがそのまま作成するとやたらと貯蓄ができるはずなのに、と言うプランになります。

 

ライフプランの原則は『収入は少なめに、支出は多めに計上する』です。家計の平均で作成したりすると返済が楽そうなプランになります。ご注意ください。

 

3、運用率  

 

この低金利の中、金利といえば普通預金に置いておけば利息はなしに等しい。にもかかわらずここの運用率が5%や8%になっていたら注意してください。

 

つまり3つのこの数字都合よくいじるとマイホームを購入しても大丈夫なプランになってしまいます。

 

その結果、もう少しお金をかけても大丈夫、などハウスメーカーに都合がいいプランの出来上がりになる可能性もあるのです。

 

あなたの人生のためにつくるのがライフプランです。第3者の目でつくることの重要性が理解できますよね。

 

私なら自分でつくるかプロの手に任せます。利害関係者に作ってもらっても、と思うわけです。

 

どっちにしてもライフプランすら作成しないでマイホームを購入している人の方が圧倒的に多い中つくるだけましかもしれません。

 

こんな点を注意すればいいのではないかと思います。と答えました。いかがでしょうか。

 

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人生は人の出会いでしか変われない

 

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